「歌う」は韓国語で「부르다ブルダ」!活用と発音・使い方徹底解説!
「歌う」は韓国語で「부르다」と言います。
「부르다」は「歌を歌う」や「歌ってください」など、友人や上司などと遊びに行く時に頻繁に使う単語。
今回は「歌う」の韓国語「부르다」の様々な活用形と使い方を例文でお伝えしていきたいと思います!
「부르다」は少し不規則な変化をする動詞。マスターすれば他の動詞の活用形も覚えやすくなりますよ!
「歌う」の韓国語活用一覧
使いたい形をすぐに使えるように、「歌う」の韓国語「부르다」の活用を一覧にしました。
詳しい解説を見たいものがあれば、リンクをクリックして解説をお読みください。
活用形 | 現在形 부르다 |
過去形 불렀다 |
否定形 안 부르다 |
---|---|---|---|
ヘヨ体 | 불러요 歌います |
불렀어요 歌いました |
안 불러요 歌いません |
ハムニダ体 | 부릅니다 歌います。 |
불렀습니다 歌いました |
안 부릅니다 歌いません |
パンマル(タメ口) | 불러 歌うよ |
불렀어 歌ったよ |
안 불러 歌わないよ |
リンク | 現在形の解説・発音を見る | 過去形の解説・発音を見る | 否定形の解説・発音を見る |
活用形 | 意志/推量形 부르겠다 |
進行形 부르고 있다 |
命令形 (丁寧な依頼) |
ヘヨ体 | 부르겠어요 歌います |
부르고 있어요 歌っています |
부르세요 歌ってください |
ハムニダ体 | 부르겠습니다 歌います |
부르고 있습니다 歌っています |
부르십시오 歌ってください |
パンマル(タメ口) | 부르겠어 歌うよ |
부르고 있어 歌ってるよ |
불러 歌って |
リンク | 意志/推量形の解説・発音を見る | 進行形の解説・発音を見る | 命令形の解説・発音を見る |
活用形 | 疑問形 | 願望形 부르고 싶다 |
勧誘形 |
ヘヨ体 | 불러요? 歌いますか? |
부르고 싶어요 歌いたいです |
불러요 歌いましょう |
ハムニダ体 | 부릅니까? 歌いますか? |
부르고 싶습니다 歌いたいです |
부릅시다 歌いましょう |
パンマル(タメ口) | 불러? 歌う? |
부르고 싶어 歌いたい |
부르자 歌おう |
リンク | 疑問形の解説・発音を見る | 願望形の解説・発音を見る | 勧誘形の解説・発音を見る |
韓国語の動詞の活用で押さえておくべきなのが「語幹」です。
語幹に様々な活用語尾を付けるからです。
語幹とは単語が活用変化する時に変化しない部分の事です。例えば日本語の「読む」という単語の場合、「読みます」「読まない」など「読」の部分は変わらないので語幹、変化する「む」の部分を語尾と呼びます。
韓国語の動詞と形容詞の基本形は「~다」で、「~」の部分を語幹、「다」の部分が語尾です。
「부르다」の語幹は「부르」の部分になります。
それでは、それぞれの活用について解説していきたいと思います。
現在形の活用
活用形 | 現在形 부르다 |
発音 |
---|---|---|
ヘヨ体 | 불러요 歌います |
|
ハムニダ体 | 부릅니다 歌います。 |
|
パンマル(タメ口) | 불러 歌うよ |
「부르다」はヘヨ体に変化する時に「르」の「ㄹ」が「부」とくっつき「불」に、そして「르」の母音「ㅡ」が落ちて「어요」とくっつく特殊な変化をします。(르変則活用)
ハムニダ体の時はそのまま語幹の後ろに「-ㅂ니다」を付けるだけです。
「ヘヨ体」「ハムニダ体」というのは、動詞や形容詞などの語尾を「~です、ます」という丁寧な表現に変える活用法。ヘヨ体は語尾を「~요」という形に、ハムニダ体は「~ㅂ니다/습니다」という形に変えます。 ex.ヘヨ体・ハムニダ体の例
「ヘヨ体」と「ハムニダ体」の作り方にはルールがあります。詳しく知りたい方は各記事をご覧ください。
パンマルはヘヨ体から「요」をとると出来ます。
パンマルの作り方や種類は以下の記事でご覧ください。
過去形の活用
活用形 | 過去形 불렀다 |
発音 |
---|---|---|
ヘヨ体 | 불렀어요 聞きました |
|
ハムニダ体 | 불렀습니다 聞きました |
|
パンマル(タメ口) | 불렀어 聞いたよ |
「부르다」の過去形は「었어요(ヘヨ体)」「었습니다(ハムニダ体)」を付けて作ります。
ここでも現在形の変化と同じように「르変則活用」をします。過去形の場合はハムニダ体も「르変則活用」です。
過去形の作り方の基本は以下の記事をご覧ください。
否定形の活用
活用形 | 否定形 안 부르다 |
発音 |
---|---|---|
ヘヨ体 | 안 불러요 歌いません |
|
ハムニダ体 | 안 부릅니다 歌いません |
|
パンマル(タメ口) | 안 불러 歌わないよ |
「부르다」の否定形は「안」を前に付けて作ります。
否定形の作り方は「語幹+지 않다」という形もあり、「안」を使えない形容詞などで使います。
それぞれの違いと使い方は以下の記事で解説しています。
意志/推量形の活用
活用形 | 意志/推量形 부르겠다 |
発音 |
---|---|---|
ヘヨ体 | 부르겠어요 歌います |
|
ハムニダ体 | 부르겠습니다 歌います |
|
パンマル(タメ口) | 부르겠어 歌うよ |
意志や推量を表す文法は「겠」です。
ヘヨ体は「겠어요」、ハムニダ体は「겠습니다」という形になります。
これらをそのまま語幹に付けるだけでOKです。
進行形の活用
活用形 | 進行形 부르고 있다 |
発音 |
---|---|---|
ヘヨ体 | 부르고 있어요 歌っています |
|
ハムニダ体 | 부르고 있습니다 歌っています |
|
パンマル(タメ口) | 부르고 있어 歌ってるよ |
「〜している」という文法は「語幹+고 있다」です。
後ろの「있다」を活用して「있어요」「있습니다」となります。
これらをそのまま語幹に付けるだけでOKです。
命令形(丁寧な依頼・要求)の活用
活用形 | 命令形 (丁寧な依頼) |
発音 |
---|---|---|
ヘヨ体 | 부르세요 歌ってください |
|
ハムニダ体 | 부르십시오 歌ってください |
|
パンマル(タメ口) | 불러 歌って |
命令形と言うより「〜してください」という依頼や要求と言った方が適切です。
「(으)세요(ヘヨ体)」「(으)십시오(ハムニダ体)」という形になります。
各種の命令形の作り方は以下の記事で解説しています。
疑問形の活用
活用形 | 疑問形 | 発音 |
---|---|---|
ヘヨ体 | 불러요? 歌いますか? |
|
ハムニダ体 | 부릅니까? 歌いますか? |
|
パンマル(タメ口) | 불러? 歌う? |
疑問文にする時は、ハムニダ体だけ文末が変わって「까」になります。
その他は「?」を付けるだけです。
過去形や否定形、進行形になっても疑問文の作り方は変わりません。
以下の記事では疑問文の作り方のまとめとよく使う疑問詞をご紹介しています。
願望形の活用
活用形 | 願望形 부르고 싶다 |
発音 |
---|---|---|
ヘヨ体 | 부르고 싶어요 歌いたいです |
|
ハムニダ体 | 부르고 싶습니다 歌いたいです |
|
パンマル(タメ口) | 부르고 싶어 歌いたい |
「〜したい」という願望を表す文法は「動詞の語幹+고 싶다」です。
後ろの「싶다」を活用して「싶어요」「싶습니다」となります。
これらをそのまま語幹に付けるだけでOKです。
勧誘形の活用
活用形 | 勧誘形 | 発音 |
---|---|---|
ヘヨ体 | 불러요 歌いましょう |
|
ハムニダ体 | 부릅시다 歌いましょう |
|
パンマル(タメ口) | 부르자 歌おう |
勧誘形の形は2つで「-ㅂ시다」と「-자」です。
「-ㅂ시다」は丁寧な表現で、「-자」はフランクなパンマルになります。
「歌う」の韓国語「ブルダ」を使った例文
活用を見てきたところで、実際の文章の中での使い方を例文で見てみましょう。
カラオケで歌う
노래방에서 노래를 부르다.
|
「カラオケ」は「노래방」、「歌」は「노래」です。
また歌ってください
또 불러 주세요.
|
「〜して下さい」は「〜주세요」と言います。
一緒に歌うのはどう?
같이 부르는게 어때?
|
「一緒に」は「같이」、「どう?」は「어때」です。
私は韓国語で歌うことができるよ
난 한국어로 노래 부를 수 있어요.
|
「〜出来る」は「語幹+을 수 있다」という文法になります。
いい歌声ですね
노랫소리가 좋네요.
|
「歌声」は「노랫소리」と言います。
「歌う」に関する名詞
「歌う」という動詞に関する代表的な名詞を一覧にしておきますね。
日本語 | 韓国語 |
---|---|
歌 | 노래 |
歌謡 | 가요 |
童謡 | 동요 |
鼻歌 | 콧노래 |
ロック | 록 |
ポップス | 팝송 |
「歌う」の韓国語「ノレハダ」と「プルダ」の違い
「歌を歌う」というもう一つの韓国語に「노래하다」という単語があります。
「歌」の「노래」と「する」の「하다」がくっついて出来た「ハダ動詞」の仲間です。
「노래하다」は日常生活の中で軽く歌うというニュアンスの時に使う動詞になります。
歌手などが本格的に歌うという場合は「부르다」を使います。
「歌う」の韓国語まとめ
今回は「歌う」の韓国語の活用と使い方をお伝えしました。
最後にポイントをまとめておきます。
- 「歌う」の韓国語は「부르다」
- 「부르다」は「르」が入った不規則な変則活用の動詞
- 「노래하다」は日常的に軽く歌う時に使う
「부르다」は最初少し活用を覚えるのが難しい単語かもしれませんが、1つ1つの発音音声を聞きながら慣れていってみてくださいね!
歌に関する動詞には「歌う」以外にも「聞く」の動詞もよく使います。
以下の記事で「聞く」の動詞と活用を解説していますので、よければご覧くださいね!
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