韓国語のヘヨ体「〜です、〜します」の作り方!全7パターンと一覧表

ヘヨ体の作り方

「ヘヨ体」というのは「〜です、〜します」という韓国語の丁寧な文末表現。

韓国語の丁寧な文末表現には「ヘヨ体」の他に「ハムニダ体」というのがありますが、ヘヨ体の方がより日常的に使われます。

韓国語にも当然タメ口の言い方(パンマルといいます)もありますが、初対面の人にタメ口を使うわけにいきませんよね。

ヘヨ体を身につければ韓国語で会話する上で失礼に当たることはなくなります。

 

ところが、パターンが多くてなかなかヘヨ体が覚えられないという方も多いです。

そこで今回は、ヘヨ体の全パターン別に作り方を徹底的に解説していきます。

 

韓国語のヘヨ体活用一覧

以下は韓国語の動詞・形容詞のヘヨ体全パターンの代表的な単語一覧です。

これらの単語を例にあげながら、各パターンについて1つずつ解説していきたいと思います。

(※見たいパターン種別があれば、種別名をクリックすると説明に飛びます。)

動詞一覧
動詞 ヘヨ体 意味 パターン種別
받다パッタ(受ける) 받아요バダヨ 受けます
놀다ノルダ(遊ぶ) 놀아요ノラヨ 遊びます
읽다イクタ(読む) 읽어요イルゴヨ 読みます
먹다モクタ(食べる) 먹어요モゴヨ 食べます
듣다トゥッタ(聞く) 들어요トゥロヨ 聞きます
걷다コッタ(歩く) 걸어요コロヨ 歩きます
오다オダ(来る) 와요ワヨ 来ます
나오다ナオダ(出てくる) 나와요ナワヨ 出てきます
마시다マシダ(飲む) 마셔요マショヨ 飲みます
가르치다カルチダ(教える) 가르쳐요カルチョヨ 教えます
배우다ベウダ(学ぶ) 배워요ベウォヨ 学びます
추다チュダ(踊る) 춰요チュオヨ 踊ります
되다トェダ(なる) 돼요トェヨ なります
뵈다ポェダ(お会いする) 봬요ポェヨ お会いします
가다チンチャカダ(行く) 가요チンチャ(カヨ) 行きます
사다サダ(買う) 사요サヨ 買います
서다ソダ(立つ) 서요ソヨ 立ちます
보내다チンチャポネダ(送る) 보내요ポネヨ 送ります
켜다キョダ(つける) 켜요キョヨ つけます
운동하다ウンドンハダ(運動する) 운동해요ウンドンヘヨ 運動します
공부하다ゴンブハダ(勉強する) 공부해요コンブヘヨ 勉強します

 

形容詞一覧
形容詞 ヘヨ体 意味 パターン種別
좋다チョッタ(良い) 좋아요チョアヨ 良いです
많다マンタ(多い) 많아요マナヨ 多いです
길다キルダ(長い) 길어요キロヨ 長いです
맛있다マシッタ(美味しい) 맛있어요マシッソヨ おいしいです
세다セダ 세요セヨ 強いです パッチムなし
+어요オヨ吸収型
바쁘다バップダ(忙しい) 바빠요パッパヨ 忙しいです パッチムなし
+아요アヨ (으)脱落型
예쁘다イェップダかわいい 예뻐요イェッポヨ かわいいです パッチムなし
+어요オヨ (으)脱落型
크다クダ(大きい) 커요コヨ
조용하다チョヨンハダ(静かだ) 조용해요チョヨンヘヨ() 静かです
심심하다シムシマダ(退屈だ) 심심해요シムシメヨ 退屈です

 

ハングルの動詞・形容詞の基本形と語幹

韓国語のヘヨ体の作り方の基本パターンは「語幹+아요/어요アヨ オヨ」です。

そのため、ヘヨ体の作り方を理解するためにはまずハングルの基本形と語幹について知る必要があります。

参考 語幹とは

語幹とは単語が活用変化する時に変化しない部分の事です。例えば日本語の「突く」という単語の場合、「突きます」「突かない」など「突」の部分は変わらないので語幹になります。

ハングルの基本形は「〜다(タ)」で、「〜」の部分が語幹、「다(タ)」が語尾です。

例えば「하다(する)」という動詞は「하(ハ)」が語幹になります。

日本語の場合は語幹は全く変わらない部分になりますが、ハングルの場合は状況によって形が変わるものがあるという点が異なります。

 

韓国語のヘヨ体「아요/어요(アヨ/オヨ)」の作り方

韓国語のヘヨ体の作り方の基本パターンは「語幹+아요/어요アヨ オヨ」ですが、「아요(アヨ)」と「어요(オヨ)」のどちらを付けるかは以下のルールに従います。

  • 語幹の最後の母音が「ㅏ(ア)」もしくは「ㅗ(オ)」の場合→아요(アヨ)をつける
  • 語幹の最後の母音が「ㅏ(ア)」もしくは「ㅗ(オ)」以外の場合→어요(オヨ)をつける

(ハングルでは「ㅏ(ア)」「ㅗ(オ)」の事を「陽母音」、それ以外を「陰母音」といいます。)

 

また、語幹にパッチムがある場合とない場合でパターンが分けられます。

パッチムとは

パッチムというのは、ハングル文字で「子音+母音」の後に来る最後の「子音(終声)」の事を指します。

ex.パッチムを持つハングル文字

横型のパッチム例

パッチムについてより詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

 

語幹にパッチムがある場合のヘヨ体の作り方

語幹にパッチムがある場合のヘヨ体を作る方法はとても簡単。

一部例外を除き、語幹にそのまま「아요(アヨ)」か「어요(オヨ)」をつけるだけです。

語幹の最後の母音が「ㅏ(ア)、ㅗ(オ)」の場合

この場合は「語幹+아요(アヨ)」になります。

語幹の最後の母音が「ㅏ(ア)、ㅗ(オ)」の用言には以下のようなものがあります。

動詞の例
動詞(基本形) 語幹(語尾) 語幹の最後の母音 ヘヨ体 意味
받다(パッタ)
受ける
받(다) ㅏ(ア) 받아요(バダヨ) 受けます
놀다(ノルダ)
遊ぶ
놀(다) ㅗ(オ) 놀아요(ノラヨ) 遊びます

 

形容詞の例
形容詞(基本形) 語幹(語尾) 語幹の最後の母音 ヘヨ体の過去形 意味
좋다(チョッタ)
良い
좋(다) ㅗ(オ) 좋아요(チョアヨ) 良いです
많다(マンタ)
多い
많(다) ㅏ(ア) 많아요(マナヨ) 多いです

 

語幹の最後の母音が「ㅏ(ア)、ㅗ(オ)」以外の場合

この場合は「語幹+어요(オヨ)」になります。

語幹の最後の母音が「ㅏ(ア)、ㅗ(オ)」以外の用言には以下のようなものがあります。

 

動詞の例
動詞(基本形) 語幹(語尾) 語幹の最後の母音 ヘヨ体 意味
읽다(イクタ)
読む
읽(다) ㅣ(イ) 읽어요(イルゴヨ) 読みます
먹다(モクタ)
食べる
먹(다) ㅓ(オ) 먹어요(モゴヨ) 食べます

 

形容詞の例
形容詞(基本形) 語幹(語尾) 語幹の最後の母音 ヘヨ体の過去形 意味
길다(キルダ)
長い
길(다) ㅣ(イ) 길어요(キロヨ) 長いです
맛있다(マシッタ)
美味しい
맛있(다) ㅣ(イ) 맛있어요(マシッソヨ) 美味しいです

 

例外的な変化をする動詞

語幹のパッチムが「ティグッ」で語幹の最後の母音が「ㅏ(ア)、ㅗ(オ)」以外だった場合、パッチム「ティグッ」が「リウル」に変化し「어요(オヨ)」がつきます。

これを「リウル変則活用」と呼びます。

動詞の例
動詞(基本形) 語幹(語尾) 語幹の最後の母音 ヘヨ体 意味
듣다(トゥッタ)
聞く
듣(다) ㅡ(ウ) 들어요(トゥロヨ) 聞きます
걷다(コッタ)
歩く
걷(다) ㅓ(オ) 걸어요(コロヨ) 歩きます

 

語幹にパッチムがない場合のヘヨ体(縮約形)の作り方

語幹にパッチムがない場合、つまり語幹の最後が母音で終わる場合は、「아요(アヨ)の「아(ア)」や「어요(オヨ)」の「어(オ)」の縮約が起こります。

この縮約には以下の3パターンがあります。

  • 「아(ア)」や「어(オ)」が語幹の最後の母音と合体するパターン
  • 「아(ア)」や「어(オ)」が吸収されるパターン
  • 「ㅡ(ウ)」が脱落するパターン(으変則活用)

それぞれのパターンを実際の例をあげながら説明していきますね。

 

・語幹の最後の母音との合体型

語幹の最後の母音が「ㅗ(オ)」「ㅣ(イ)」「ㅜ(ウ)」「ㅚ(ウェ)」のいずれかの場合、合体の縮約を起こします。

母音のパターン  縮約後
ㅗ(オ)+아요(アヨ) ㅘ요(ワヨ)
ㅣ(イ)+어요(オヨ)  여요(ヨヨ)
ㅜ(ウ)+어요(オヨ)  ㅝ요(ウォヨ)
ㅚ(ウェ)+어요(オヨ)  ㅙ요(ウェヨ)

 

ㅗ(オ)+아요(アヨ)=ㅘ요(ワヨ)の動詞例
動詞(基本形) 語幹(語尾) 語幹+아요(アヨ) ヘヨ体の過去形 意味
오다(オダ) 오(다) 오(オ)+아요(アヨ) 와요(ワヨ) 来ます
나오다(ナオダ) 나오(다) 나오(ナオ)+아요(アヨ) 나와요(ナワヨ) 出てきます

 

ㅣ(イ)+어요(オヨ)~여요(ヨヨ)の動詞例
動詞(基本形) 語幹(語尾) 語幹+어요(オヨ) ヘヨ体の過去形 意味
마시다(マシダ) 마시(다) 마시(マシ)+어요(オヨ) 마셔요(マショヨ) 飲みます
가르치다(カルチダ) 가르치(다) 가르치(カルチ)+어요(オヨ) 가르쳐요(カルチョヨ) 教えます

 

ㅜ(ウ)+어요(オヨ)=ㅝ요(ウォヨ)の動詞例
動詞(基本形) 語幹(語尾) 語幹+어요(オヨ) ヘヨ体の過去形 意味
배우다(ベウダ) 배우(다) 배우(ベウ)+어요(オヨ) 배워요(ベウォヨ) 学びます
추다(チュダ) 추(다) 추(チュ)+어요(オヨ) 춰요(チュオヨ) 踊ります

 

ㅚ(ウェ)+어요(オヨ)=ㅙ요(ウェヨ)の動詞例
動詞(基本形) 語幹(語尾) 語幹+어요(オヨ) ヘヨ体の過去形 意味
되다(トェダ) 되(다) 되(トェ)+어요(オヨ) 돼요(トェヨ) なります
뵈다(ポェダ) 뵈(다) 뵈(ポェ)+어요(オヨ) 봬요(ポェヨ) お会いします

 

「아(ア)」や「어(オ)」の吸収型

語幹の最後の母音が「ㅏ(ア)」「ㅓ(オ)」「ㅐ(エ)」「ㅔ(エ)」「ㅕ(ヨ)」のいずれかの場合、「아요(アヨ)の「아(ア)」と「어요(オヨ)」の「어(オ)」は吸収されます。

ㅏ(ア)+아요(アヨ)の動詞例
動詞(基本形) 語幹(語尾) 語幹+아요(アヨ) ヘヨ体 意味
가다(カダ) 가(다) 가(カ)+아요(アヨ) 가요(カヨ) 行きます
사다(サダ) 사(다) 사(サ)+아요(アヨ) 사요(サヨ) 買います

 

ㅓ(オ)+어요(オヨ)の動詞例
動詞(基本形) 語幹(語尾) 語幹+어요(オヨ) ヘヨ体 意味
서다(ソダ) 서(다) 서(ソ)+어요(オヨ) 서요(ソヨ) 立ちます

 

ㅐ(エ)+어요(オヨ)の動詞例
動詞(基本形) 語幹(語尾) 語幹+어요(オヨ) ヘヨ体 意味
보내다(ポネダ) 보내(다) 보내(ポネ)+어요(オヨ) 보내요(ポネヨ) 送ります

 

ㅔ(エ)+어요(オヨ)の形容詞例
形容詞(基本形) 語幹(語尾) 語幹+어요(オヨ) ヘヨ体 意味
세다(セダ) 세(다) 세(セ)+어요(オヨ) 세요(セヨ) 強いです

 

ㅕ(ヨ)+어요(オヨ)の形容詞例
形容詞(基本形) 語幹(語尾) 語幹+어요(オヨ) ヘヨ体 意味
켜다(キョダ) 켜(다) 켜(キョ)+어요(オヨ) 켜요(キョヨ) つけます

 

「ㅡ(ウ)」の脱落型

語幹の最後の母音が「ㅡ(ウ)」の場合、その「ㅡ(ウ)」は脱落して、「아요(アヨ)」か「어요(オヨ)」が付きます。

「아요/어요(アヨ/オヨ)」のどちらを付けるかは以下のルールに従います。

  • 「ㅡ(ウ)」の1つ前の母音が「ㅏ(ア)」もしくは「ㅗ(オ)」の場合→아요(アヨ)をつける
  • 「ㅡ(ウ)」の1つ前の母音が「ㅏ(ア)」もしくは「ㅗ(オ)」以外の場合→어요(オヨ)をつける
  • 語幹が1文字の場合→어요(オヨ)をつける

 

「ㅡ(ウ)」の1つ前の母音が「ㅏ(ア)」もしくは「ㅗ(オ)」の形容詞例
形容詞(基本形) 語幹(語尾) 語幹+아요(アヨ) ヘヨ体の過去形 意味
바쁘다(バップダ) 바쁘(다) 바쁘(バップ)+아요(アヨ) 바빠요(パッパヨ) 忙しいです

 

「ㅡ(ウ)」の1つ前の母音が「ㅏ(ア)」もしくは「ㅗ(オ)」以外の形容詞例
形容詞(基本形) 語幹(語尾) 語幹+어요(オヨ) ヘヨ体の過去形 意味
예쁘다(イェップダ) 예쁘(다) 예쁘(イェップ)+어요(オヨ) 예뻐요(イェッポヨ) 可愛いです

 

語幹が1文字の場合の形容詞例
形容詞(基本形) 語幹(語尾) 語幹+어요(オヨ) ヘヨ体の過去形 意味
크다(クダ) 크(다) 크(ク)+어요(オヨ) 커요(コヨ) 大きいです

 

「〜하다(ハダ)」の韓国語のヘヨ体の作り方

「하다(ハダ)」は「する」という動詞ですが、韓国語には「〜하다(ハダ)」という形を持つ動詞と形容詞がたくさんあります。

それらの活用は全て「하다(ハダ)」の活用と同じなので、1つ覚えると全てに使えます。

「하다(ハダ)」のヘヨ体は「해요(ヘヨ)」。

「〜하다(ハダ)」の形を持つ動詞・形容詞には以下のようなものがあります。

動詞の例
動詞(基本形) ◯◯+하다(ハダ) ◯◯+해요(ヘヨ) ヘヨ体の過去形 意味
운동하다(ウンドンハダ) 운동+하다 운동+해요 운동해요(ウンドンヘヨ) 運動します
공부하다(ゴンブハダ) 공부+하다 공부+해요 공부해요(コンブヘヨ) 勉強します

 

形容詞の例
動詞(基本形) ◯◯+하다(ハダ) ◯◯+해요(ヘヨ) ヘヨ体の過去形 意味
조용하다(チョヨンハダ) 조용+하다 조용+해요 조용해요(チョヨンヘヨ) 静かです
심심하다(シムシマダ) 심심+하다 심심+해요 심심해요(シムシメヨ) 退屈です

 

韓国語のヘヨ体の疑問形「〜ですか?〜しますか?」の作り方

韓国語のヘヨ体を疑問文にするのはとても簡単です。

ヘヨ体の文章はそのままで文末に「?」を付けるだけ。

会話の時は最後のイントネーションをあげて質問しているテイストに変えてあげればいいです。

가요? (カヨ?)        行きますか?
운동해요? (ウンドンヘヨ?)  運動しますか?
바빠요? (パッパヨ?)     忙しいですか?
예뻐요? (イェッポヨ?)   かわいいですか?

ハムニダ体の場合は文末の形を変える必要があるので、そのまま使えるヘヨ体はハムニダ体よりも便利。

ハムニダ体の基本形から疑問文の作り方までは以下の記事で解説していますので、そちらをご覧ください。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は、韓国語のヘヨ体の作り方を全パターンお伝えしました。

最後にもう一度ポイントをまとめておきたいと思います。

    • 韓国語のヘヨ体の作り方は、「語幹+아요/어요アヨ オヨ」をつける
    • 아요/어요アヨ オヨ」のどちらを付けるかは、語幹の最後の母音で決まる
    • 語幹にパッチムがある場合は基本的に「語幹+아요/어요アヨ オヨ」の形
    • 語幹のパッチムが「ティグッ」で最後の母音が「아(ア),오(オ)」以外の場合は「リウル変則」が起こる
    • 語幹にパッチムがない場合は、「아(ア)」や「어(オ)」の縮約が起こる

縮約は以下の3パターン。

  • 「아(ア)」や「어(オ)」が語幹の最後の母音と合体するパターン
  • 「아(ア)」や「어(オ)」が吸収されるパターン
  • 「ㅡ(ウ)」が脱落するパターン(으変則活用)

ヘヨ体・ハムニダ体の過去形の作り方は、実は今回ご紹介した変化のパターンと全て同じなんです。

ヘヨ体の作り方をマスターすれば過去形のマスターもすぐに出来ますよ!

韓国語の動詞と形容詞の過去形の作り方は以下の記事でご紹介しています。

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