「痛い」は韓国語で「아프다アプダ」!痛みの表現を例文で徹底解説!
「痛い」は韓国語で「아프다」と言います。
「心が痛い」「足が痛い」など精神的、肉体的痛みはほぼ「아프다」で表現できます。
今回は「痛い」の韓国語を使った表現と活用を徹底解説していきたいと思います!
「痛い」の表現をマスターすれば、風邪や怪我の時にも「〜が痛い」と伝えられるようになりますよ。
「痛い」の韓国語「アプダ」の表現と活用一覧
まずは「痛い」の韓国語「아프다」を使った表現と、活用を一覧でご紹介します。
「〜が痛い」の表現一覧
日本語 | 韓国語 |
---|---|
心が痛い | 마음이 아프다 |
足が痛い | 다리가 아프다 |
頭が痛い | 머리이 아프다 |
喉が痛い | 목이 아프다 |
お腹が痛い | 배가 아프다 |
使いたい形をすぐに使えるように、「아프다」の活用を一覧にしました。
詳しい解説と例文を見たいものがあれば、リンクをクリックして解説をお読みください。
活用一覧
活用形 | 現在形 아프다 |
過去形 아팠다 |
否定形 안 아프다 |
---|---|---|---|
ヘヨ体 (丁寧) |
아파요 痛いです |
아팠어요 痛かったです |
안 아파요 痛くありません |
ハムニダ体 (より丁寧) |
아픕니다 痛いです |
아팠습니다 痛かったです |
안 아픕니다 痛くありません。 |
パンマル (タメ口) |
아파 痛い |
아팠어 痛かった |
안 아파 痛くない |
リンク | 現在形の解説を見る | 過去形の解説を見る | 否定形の解説を見る |
活用形 | 推量形 아프겠다 |
疑問形 | その他の活用 |
ヘヨ体 (丁寧) |
아프겠어요 痛そうです |
아파요? 痛いですか? |
아파서 痛くて |
ハムニダ体 (より丁寧) |
아프겠습니다 痛そうです |
아픕니까? 痛いですか? |
아프지만 痛いけど |
パンマル (タメ口) |
아프겠어 痛そう |
아파? 痛い? |
아픈(連体形) 痛い〜 |
リンク | 推量形の解説を見る | 疑問形の解説を見る | その他の解説を見る |
韓国語の動詞の活用で押さえておくべきなのが「語幹」です。
語幹に様々な活用語尾を付けるからです。
語幹とは単語が活用変化する時に変化しない部分の事です。例えば日本語の「読む」という単語の場合、「読みます」「読まない」など「読」の部分は変わらないので語幹、変化する「む」の部分を語尾と呼びます。
韓国語の動詞と形容詞の基本形は「~다」で、「~」の部分を語幹、「다」の部分が語尾です。
「아프다」の語幹は「아프」の部分になります。
それでは、それぞれの活用について解説していきたいと思います。
現在形の活用「痛い」
活用形 | 現在形 아프다 |
---|---|
ヘヨ体 (丁寧) |
아파요 痛いです |
ハムニダ体 (より丁寧) |
아픕니다 痛いです |
パンマル (タメ口) |
아파 痛い |
「아프다」の現在形はヘヨ体に変化する時に「아요」がつく動詞です。
「ヘヨ体」「ハムニダ体」というのは、動詞や形容詞などの語尾を「~です、ます」という丁寧な表現に変える活用法。ヘヨ体は語尾を「~요」という形に、ハムニダ体は「~ㅂ니다/습니다」という形に変えます。 ex.ヘヨ体・ハムニダ体の例
「ヘヨ体」と「ハムニダ体」の作り方にはルールがあります。詳しく知りたい方は各記事をご覧ください。
ハムニダ体の時は「ㅂ니다」を付けます。
パンマルはヘヨ体から「요」をとると出来ます。
パンマルの作り方や種類は以下の記事でご覧ください。
過去形の「痛かった」
活用形 | 過去形 아팠다 |
---|---|
ヘヨ体 (丁寧) |
아팠어요 痛かったです |
ハムニダ体 (より丁寧) |
아팠습니다 痛かったです |
パンマル (タメ口) |
아팠어 痛かった |
「아프다」の過去形は「았어요(ヘヨ体)」「았습니다(ハムニダ体)」を付けて作ります。
過去形の作り方の基本は以下の記事をご覧ください。
否定形の「つらくない」
活用形 | 否定形 안 아프다 |
---|---|
ヘヨ体 (丁寧) |
안 아파요 痛くありません |
ハムニダ体 (より丁寧) |
안 아픕니다 痛くありません。 |
パンマル (タメ口) |
안 아파 痛くない |
「아프다」の否定形は「안」を前に付けて作ります。
否定形の作り方は「語幹+지 않다」という形もあり、「안」を使えない形容詞などで使います。
それぞれの違いと使い方は以下の記事で解説しています。
推量形の「痛そう」
活用形 | 推量形 아프겠다 |
---|---|
ヘヨ体 (丁寧) |
아프겠어요 痛そうです |
ハムニダ体 (より丁寧) |
아프겠습니다 痛そうです |
パンマル (タメ口) |
아프겠어 痛そう |
推量を表す文法は「겠」です。
ヘヨ体は「겠어요」、ハムニダ体は「겠습니다」という形になります。
これらをそのまま語幹に付けるだけでOKです。
また、「痛そう」の表現には以下の言い方もあります。
아픈 것 같아. (痛そうだ) |
「-것 같아」は「〜そうだ」という文法です。
疑問形の「痛い?」
活用形 | 疑問形 |
---|---|
ヘヨ体 (丁寧) |
아파요? 痛いですか? |
ハムニダ体 (より丁寧) |
아픕니까? 痛いですか? |
パンマル (タメ口) |
아파? 痛い? |
疑問文にする時は、ハムニダ体だけ文末が変わって「까」になります。
その他は「?」を付けるだけです。
過去形や否定形になっても疑問文の作り方は変わりません。
以下の記事では疑問文の作り方のまとめとよく使う疑問詞をご紹介しています。
その他の活用
活用形 | その他の活用 |
---|---|
〜して | 아파서 痛くて |
〜だけど | 아프지만 痛いけど |
連体形 | 아픈 痛い〜 |
「〜서」は「〜して〜」という接続語尾。
活用は一度ヘヨ体にして「요」を取り、「서」を付けます。
詳しい解説は以下の記事をご覧ください。
「지만」は「〜だけど〜」という意味の逆説の接続語尾です。
語幹をそのまま付けて使います。
「아픈」は「아프다(痛い)」の連体形。
「아픈 마음(痛い心)」のように名詞に付けて使います。
形容詞の連体形の作り方は以下の記事をご覧ください。
「痛い」のその他の韓国語表現
「痛い」でよく使うその他の表現をご紹介します。
「痛っ」の「아야」
どっかの角に足をぶつけたりして「痛っ」と思わず言う時。
韓国人は「아야」と言います。
間投詞の1つで特に意味はなく、主に女性が使う言葉になります。
「喜怒哀楽などの感情」や「あいづち」を意味する言葉
「痛いの痛いの飛んでいけ」の韓国語は?
日本と同じように韓国語にも「痛いの痛いの飛んでいけ」というフレーズがあります。
韓国語では「엄마 손은 약손」と言います。
直訳すると「ママの手は薬の手」という意味。
「飛んでいけ」という言い方とは異なりますが、同じニュアンスのフレーズです。
「痛くなる」の韓国語は?
「〜になる」という文法は通常「形容詞のパンマル+아/어 지다」という形。
ただ「아파지다」という表現はあまり使いません。
「だんだん足が痛くなってきた」というような表現をしたい場合は「痛みが来る」という形にします。
「痛み」の「아픔」と「来る」の「오다」を使った「아픔이 오다」を使いましょう。
「痛い」の韓国語を使った例文
最後に例文をいくつかご紹介します。
頭がすごく痛い
머리가 너무 아파. |
「すごく、とても」は「너무」と言います。
風邪ひいて喉が痛いです
감기에 걸려서 목이 아파요. |
「風邪をひく」は「감기에 걸리다」です。
どこか痛いですか?
어디 아프세요? |
「どこ」は「어디」と言います。
「어디가」にすると「どこが?」になり、「어디」だけだと「どこか」になります。
「痛い」の韓国語まとめ
今回は「痛い」の韓国語と活用・使い方をお伝えしました。
最後にポイントをまとめておきます。
- 「痛い」の韓国語は「아프다」
- 「아프다」は肉体的、精神的な痛みどちらにも使える
- 「痛くなる」は「아픔이 오다」
- 「痛っ」の「아야」は女性が使う
「痛い」はちょっとした痛みにも「아파〜」とよく使います。
肉体的な痛みだけでなく「心が痛いよ〜」などの表現にも使えるので、ぜひ覚えてみてくださいね!
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