「〜も」の韓国語は「도ドと이나イナ」!使い方を例文と一緒に解説!
「〜も」という韓国語は「도」と「(이)나」の2つあります。
同じ「〜も」ですが、それぞれ使い方が異なる単語。
今回は2つの「〜も」の韓国語の使い方を例文も混じえながら徹底解説します!
「〜も」という言い方を覚えたら、「〜も好きで、〜も好き」とはっきり表現出来るようになりますよ!
「〜も」の韓国語「도」の使い方と例文
「도」は「あれも好き」というような言い方をしたい場合に使う「〜も」の韓国語です。
「前に言ったことに、他のものも付け加える時」に使います。
例えば「〜が好き」という場合は「〜을/를 좋아해」です。
これを「〜も好き」と言い換える場合は「〜을/를(〜を)」の部分を「〜도」に変えます。
以下の例文を見てみましょう。
例文 私はジミンが好き。そしてジョングクも好き나는 지민을 좋아해.그리고 정국도 좋아해.
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※「지민」「정국」はBTS(防弾少年団)のメンバーの名前です。
「ジミンが好き」という場合は「을 좋아해」、「チョングクも好き」という場合は「을」を「도」に置き換えて「도 좋아해」になります。
また、話の流れの中で「〜も」と使う場合は、前文がなくても「도」を使って表現します。
例文明日も休みだね
내일도 쉬는 날이네.
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「休み」は「쉬는 날」と言います。
例文 私も好き나도 좋아해.
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「私」のタメ口は「나」です。
数や程度を表す時の「〜も」の韓国語「(이)나」
「〜も」という言い方には以下のような場合もあります。
「ももを10個も買った」「車で3時間もかかった」
これは「도」のように「前文に、他のものを付け加える」という意味ではありません。
個数や時間などを「強調する」ための「〜も」になります。
この場合は「나」もしくは「이나」という韓国語を使います。
「나」と「이나」の使い分け方は以下の通り。
前の単語にパッチムがある場合・・・이나
パッチムの種類や発音について以下の記事で解説していますので、詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
ではそれぞれのケースを例文で見ていきましょう。
主語にパッチムがない場合
主語にパッチムがない場合は「나」を使います。
パッチムがない単語「5個(다섯 개)」を使った例文を見てみます。
例文桃を5個も買いました
복숭아를 다섯 개나 샀어요.
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主語にパッチムがある場合
主語にパッチムがある場合は「이나」を使います。
パッチムがある単語「3時間(세 시간)」を使った例文を見てみます。
例文車で3時間もかかります
차로 세 시간이나 걸려요.
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「かかります」は「걸려요」と言います。
韓国語の数字と単位については以下の記事で詳しく解説していますので、よければこちらもご覧くださいね。
「〜も」の韓国語まとめ
今回は2種類の「〜も」の韓国語の使い方についてお伝えしました。
お伝えした内容を簡単にまとめておきたいと思います。
- 「〜も」の韓国語は「도」と「(이)나」
- 「前文に付け加える時」の「〜も」は「도」
- 「数や程度を強調する時」の「〜も」は「(이)나」
- 前の単語ににパッチムがない場合は「나」、ある場合は「이나」を使う
韓国語の助詞「〜も」は、話を盛り上げるのにとてもよく使う単語。
まずは基本的な「도」の使い方をマスターして、余裕があれば「(이)나」まで覚えて使ってみてくださいね。