「〜の」の韓国語「의エ」を徹底解説!使い方を例文と一緒に覚えよう
「〜の」は韓国語で「〜의」。
「의」は単体だと「ウィ」という発音ですが、「〜の」と言う場合は「エ」に変わります。
また、「私の」や「あなたの」の言い方には省略形があります。
今回は「〜の」の韓国語「의」の使い方を例文と一緒に徹底解説したいと思います!
韓国は「ウリ文化(私達文化)」なので、はっきり「私のものだよ!」と言えるようになって、勝手に自分のものを取られちゃわないようにしましょう(笑)
「〜の」の韓国語「의」の使い方と発音
「〜の」の韓国語「의」は、冒頭でもお伝えした通り、単体で発音すると「ウィ」。
しかし、「〜の」という使い方をする時は「エ」の発音に変化します。
「〜의」の使い方はとても簡単で、前に単語を引っ付けるだけ。
例えば「誰々の◯◯」という場合は、名前を「〜의」の前につければ「(名前)さんの◯◯」という韓国語になります。
以下の例文を見てみましょう。
例文 これはミナさんの本です이게 미나씨의 책이에요.
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※「本」は韓国語で「책」と言います。
例文では人の名前でしたが、それ以外の単語の場合でも作り方は同じです。
「私の」「あなたの」は省略形を使う
日常会話の中で最もよく使うのが「私の」や「あなたの」という表現。
「私の」と「あなたの」の作り方も基本的には同じなのですが、省略形が存在します。
「私」は「저(丁寧)」と「나(タメ口)」、「あなた」は「너」。これらを「의(〜の)」とくっつけると以下のようになります。
私の | あなたの | ||
「의」とくっつける | 저 + 의=저의 | 나+의=나의 | 너+의=너의 |
---|---|---|---|
省略形 | 제 | 내 | 네 |
「これは誰のものですか?」と聞かれて「私のものです」と答える時によく使います。
例文이게 누구 거예요?
これは誰のですか? |
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제 거예요.
私のです |
「〜のもの」と韓国語で言う場合は「〜의 거」といいます。
「누구」は「誰」という意味です。
「나」は「저」と同じ「私」ですが、友達や年下に使うタメ口表現になります。
ところで、「나의(私の)」の省略形と「너의(あなたの)」の省略形は、「내」と「네」で発音はどちらも「ネ」。
ハングルは異なりますが発音は韓国人でも区別が出来ません。
そのため、「あなたの」というばあいは「ニ」と発音する人が多いです。
「私のもの」は「내 거」、「あなたのもの」は「네 거」になります。
「〜の」の韓国語を使った例文
それでは、ご紹介した「〜の」の韓国語を使った例文をいくつか見ていきましょう。
着物は日本の文化です
기모노는 일본의 문화예요.
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「文化」の韓国語は「문화」です。
これは私のケーキです
이게 제 케이크예요.
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「ケーキ」は「케이크」と言います。
この時計はあなたの?
이 시계는 네 거야?
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「야?」は「〜なの?」という言い方です。
今日の仕事はとても多い
오늘의 일은 너무 많아.
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「仕事」は韓国語で「일」です。
「〜の」の韓国語を使わない場合がある?
韓国語には「〜の」という意味でも、「의」を使わない言葉がいくつかあります。
代表的なものだけご紹介しますね。
韓国語 | 意味 |
---|---|
우리 나라 | 私達の国(韓国を指す) |
〜사람 | 〜人(国名+人) |
〜말 | 〜語(国名+言葉) |
韓国人は自国のことを「우리 나라」とよく言います。「우리의」の「의」は省略されています。
また、「일본 사람(日本人)」「한국 사람(韓国人)」など「〜人」、「일본 말(日本語)」「한국 말(韓国語)」など「〜語」という時も「国名」の後の「의」を省略します。
「〜の」の韓国語まとめ
今回は「〜の」の韓国語の使い方についてお伝えしました。
お伝えしたポイントを簡単にまとめておきたいと思います。
- 「〜の」の韓国語は「의」
- 「의」の発音は単体では「ウィ」だが「〜の」になると「エ」
- 「〜の」と言う場合は「〜의」の前に単語をつけるだけ
- 「私の」は「제」「내」、「あなたの」は「네」という省略形を使う
- 「내」と「네」の発音はどちらも「ネ」なので、「네」は「ニ」と発音する
「私の」という言葉は日常会話で本当によく使います。
作り方を理解したらフレーズをそのまま覚えて、どんどん使っていくのがオススメですよ!