「誰」は韓国語で「누구ヌグ」!「〜は誰ですか?」など表現まとめ
「誰」は韓国語で「누구」と言います。
「誰ですか?」「どなたですか?」というフレーズは初対面の時に必ず必要になります。
今回は「誰」の韓国語「누구」を使った様々な表現とよく使うフレーズをご紹介します。
「どなたですか?」と言えるようになったら、ビジネスシーンでもしっかりした会話を出来るようになりますよ!
「〜は誰ですか?」の韓国語は?
「誰ですか?」という韓国語は「누구예요?」と言います。
「〜は」は「이」と「가」の2種類あり、以下のように使い分けます。
名詞にパッチムがある場合
名詞+이 누구예요?
名詞にパッチムがない場合
名詞+가 누구예요?
パッチムとは、ハングル文字が「子音(初声)+母音(中声)+子音(終声)」の組み合わせの時、最後にくる「子音(終声)」の事を指します。 ex.パッチムを持つ文字
パッチムの種類や発音について以下の記事で解説していますので、詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
では、実際に例文で使い方を見てみましょう。
名詞にパッチムがある場合の例文
好きな人は誰ですか?
좋아하는 사람이 누구예요? |
「好き」は「좋아하다」と言います。
名詞にパッチムがない場合の例文
嫌いな歌手は誰ですか?
싫어하는 가수가 누구예요? |
「好き」に対して「嫌い」は「싫어하다」です。
「誰ですか?」をより丁寧な表現にする場合は「누구예요?」を「누구입니까?」に変えます。
「누구예요?」をヘヨ体、「누구입니까?」をハムニダ体と言い、どちらも「〜です」という言い方です。
砕けたタメ口で「誰?」「誰なの?」という時は「누구?」「누구야?」と言います。
「どなたですか?」の韓国語は?
「誰ですか?」を敬語にした「どなたですか?」の言い方は韓国語にもあります。
「どなたですか?」は「누구세요?」と言います。
「세요」は「〜です」の「예요」を尊敬語に変えた形です。
尊敬語の作り方は以下の記事で解説していますので、よければご覧ください。
「どなたですか?」とよく一緒に使う表現が「이 분(この方)」です。
「분(方)」は「사람(人)」の尊敬語になります。
では例文をご紹介します。
あの方はどなたですか?
저 분이 누구세요? |
「この」は「이」でしたが、「あの」は「저」。
韓国語の「こそあど」表現については、以下の記事をご覧ください。
敬語もより丁寧に言う場合はハムニダ体の「누구십니까?」を使います。
「誰」のその他の韓国語表現
ここまでは最も基本的な表現をご紹介しましたが、ちょっとひねった言い方もいろいろありますので、ご紹介します。
日本語 | 韓国語 |
---|---|
誰でしょう? | 누구죠? |
誰だろう? | 누구지? |
誰だ? | 누구냐? |
誰が〜 | 누가 |
「누구죠?」の「죠」は「지요」の短縮形でヘヨ体になります。
目上の人と話しながら「誰でしょうね?」という時に使います。
「누구지?」の「지」は「지요」から「요」を覗いたパンマル(タメ口表現)。
独り言で「誰だろう?」とつぶやく時によく使う表現です。
「누구냐?」はちょっときつい言い方で「誰だ?」という時に使います。
目上の人が下の人に対して使うイメージです。
「誰が〜」という形で「誰」を主語の位置に持って来る場合は「누구」の「구」を省いて「누가」になります。
以下のように使います。
誰が来ますか?
누가와요? |
よく使う形なので覚えておきましょう。
「誰」の韓国語まとめ
今回は「誰」の韓国語と様々な使い方をお伝えしました。
最後にポイントをまとめておきます。
- 「誰」の韓国語は「누구」
- 「誰ですか?」は「누구예요?」と「누구입니까?」
- 「どなたですか」は「누구세요?」と「누구십니까?」
- 「方」は「분」
- 「誰でしょう」「誰だろう」は「누구죠?」「누구지?」
- 「誰が」は「누가」
「誰ですか?」「どなたですか?」はとても基本的な表現。
基本の2フレーズはしっかり覚えて、ぜひ使ってみてくださいね!
「何」「いつ」「どこ」「誰」「何で」は5Wと呼ばれるベーシックな疑問詞。
「誰」以外の表現も以下で解説していますので、よければご覧くださいね!
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