「〜には」の韓国語は?2パターンの言い方と使い分け方をご紹介!
今回は「〜には」の韓国語をご紹介します。
「日本には寺が多いです」や「私には難しいです」などのフレーズは会話でもよく使いますよね。
ちょっとした一言の「~には」ですが、しっかり使い分けれるようにしましょう。
「~には」の韓国語は?2種類の使い分け方を解説
「〜には」という韓国語は以下の2種類に分けられます。
- 場所や時間・月日に対して使うもの
- 人に対してつかうもの
では、それぞれ解説していきます。
場所や時間に使う「~には」
場所や時間に使う「~には」は「~에는」と言います。
「에는」は「~に」の「에」と「~は」の「는」という言葉を単純に組み合わせた形です。
場所を言う時、例えば「韓国に」は「한국에」と言いますが、これに「는(~は)」を付けて「한국에는」と言うと「韓国には」となります。
時間の場合も同様に「9時に」は「아홉시에」で、「9時には」とするには「아홉시에는」と言えば良いです。
「에는」はこの他、月日や曜日などに対しても使えます。
例文12月には雪が降ります
십이월에는 눈이 와요. |
金曜日には終わります
금요일에는 끝나요. |
人に使う「~には」
人に対して使う「~には」には2種類の言い方があります。
それが「에게는」と「한테는」。
これらも元々「(誰々)に」という時の「에게」と「한테」に「는(~は)」を付けた形になります。
2つの違いは厳密に言うと「에게는」が主に文語(文章の中で使う言葉)で、「한테는」が口語(会話で使う言葉)という違いです。
ただ、会話の中で「에게는」を使っても通じるとは思いますので、あまり神経質になる必要はありません。
では、例文の中で使い方を見てみましょう。
例文あなた(君)には未来がある
너에게는 미래가 있다. |
私には難しいよ
나 한테는 어려워. |
また、目上の人に使う「~に」の尊敬語に「께」という韓国語があります。
丁寧でかしこまった言い方をすべき時には「께는」を使うと無難です。
例文 先生には直接電話差し上げます선생님께는 직접 전화해 드려요. |
「~には」の韓国語まとめ
今回は「〜には」の韓国語2パターンについて、使い方と例文をご紹介しました。
最後に、もう一度ポイントを簡潔にまとめておきたいと思います。
- 場所や時間・月日などに使う「〜には」の韓国語は「에는」
- 人に使う「~には」は「에게는」と「한테는」の2種類
- 敬語を使う相手への「~には」は「께는」
大きくは「人」か「それ以外」に分けるだけなので、難しくはないかと思います。
余裕があれば敬語の言い方も覚えて使ってみてくださいね!