「子供」の韓国語は2種類!「아이アイ・어린이オリニ」の違いを解説
「子供」を意味する韓国語は2種類もあります。
それが「아이」と「어린이」。
これらは同じ「子供」という意味でも使い方が異なります。
また、年齢によっても色々な呼び方があり、ややこしくなりがち。
今回は「子供」の韓国語の違いと使い方を分かりやすく解説します!
「子供」の韓国語の違いと使い分け方
2種類の「子供」の韓国語の違いは以下のようになります。
韓国語 | 아이 | 어린이 |
---|---|---|
意味 | 「子供」の総称(未成年) | 4、5歳から13歳くらいまでの 子供を指す(児童) |
違い | 自分の子供にも使う | 自分の子供には使わない |
「아이」は胎児から大人になる前までの未成年を指す「子供」という言葉の総称です。
「아이」は省略形でよく「애」と言ったりもします。
一方「어린이」は4,5歳から13歳くらいまでの子供のことを指して使う言葉。
こちらは「未成年」という意味とは違って「保護の対象」というニュアンスを持っています。
分かりやすく言うと「児童」という言葉がぴったり合います。
「幼い」という意味の「어린」と「アイ(子供)」がくっついた「어린아이」の省略形になります。
「自分の子供」の韓国語は?
「自分の子供」は韓国語で「우리 아이」。
「아이」を使って「어린이」は使いません。
また「우리(私達の)」という言い方をします。
「우리(私達の)」という表現は韓国人の感覚をよく表している言葉です。
以下の記事でより詳しく解説していますので、よければご覧ください。
「아들(息子)」「딸(娘)」の韓国語を使って「우리아들」「우리딸」という言い方もします。
乗り物や公共の施設のチケット料金などでは、「어린이(小人)」という表現が一般的です。
また、「어린이」を含んだ単語には以下のようなものがあります。
日本語 | 韓国語 |
---|---|
保育園 | 어린이집 |
子供部屋 | 어린이 방 |
こどもの日 | 어린이 날 |
お子様メニュー | 어린이 메뉴 |
「子供たち」の韓国語は?
「子供たち」という場合は「達(複数)」を表す「들」を後ろに付けます。
「아이들」「어린이들」という形です。
「아이들」は略して「애들」の形でよく使われますが、目の前の子供たちを呼ぶ時は「애들아〜(君たち、お前たち)」と言います。
子供たちに対して直接「어린이들」ということはありません。
「子供」の韓国語を使った会話フレーズ
では、最後に2種類の「子供」の韓国語を使った例文をご紹介します。
うちの子供たちです
우리 애들이에요. |
「です」は韓国語で「이에요」です。
子供みたいだね
어린이 같아. |
「〜みたい」は韓国語で「같아」と言います。
子供用ですか?
어린이용이에요? |
「〜用」は韓国語で「용」です。
子供が2人います
아이가 두명 있어요. |
「2人(名)」は韓国語で「두명」です。
大人1枚、小人1枚ください
어른 한장 어린이 한장 주세요. |
「大人」は韓国語で「어른」と言います。
「子供」の韓国語まとめ
今回は2種類の「子供」の韓国語についてお伝えしました。
最後にポイントをまとめておきます。
- 「子供」の韓国語は「아이」と「어린이」の2種類
- 「아이」は「子供」の総称(未成年)
- 「어린이」は「児童」のニュアンス
- 「自分の子供」には「아이」を使う
- 「子供たち〜」と呼びかける時は「애들아〜」
- 「小人」は「어린이」が使われる
「子供」の韓国語は2種類をその都度使い分けがややこしいですが、主な使い方をまず押さえておきましょう。