「持つ」は韓国語で２種類！ハングルと意味・使い分け方を覚えよう

「持つ」の韓国語は２種類あります。

それが「가지다カジダ」と「들다トゥルダ」。

同じ「持つ」でも「荷物を持つ」や「興味を持つ」ではニュアンスが異なりますよね。

韓国語でもニュアンスの違いで単語を使い分けます。

今回は２つの「持つ」の韓国語の違いと使い分け方を解説します！

２種類の「持つ」の韓国語の違いと使い分け方

「가지다カジダ」と「들다トゥルダ」の違いは以下の通りです。

「가지다カジダ」は「所有」というニュアンスが含まれた言葉です。

「〜が欲しい」という時も「가지고 싶어カジゴシッポ（所有したい）」という表現を使います。

「가지다カジダ」を省略した「갖다カッタ」という形もよく使われます。

また、「興味や関心」、「自信や希望」など形のないものに対しても使う点が特徴的です。

一方「들다トゥルダ」はその場で荷物などを持つ行動に対して使う単語になります。

「持ちましょうか？」という時にも「들어 줄까요トゥロ ジュルカヨ?」と「들다トゥルダ」を使います。

「持つ」の韓国語の言い方一覧

「가지다カジダ」と「들다トゥルダ」は「持つ」の基本形で、「持ちます」などの言い方にする（活用する）場合は「다タ」の部分を変化させます。

基本的に韓国語の言い方は大きく以下の３つに分けられます。

「가지다カジダ」と「들다トゥルダ」の言い方をわかりやすく一覧にしましたので、詳しい解説を見たいものがあればリンクをクリックして解説をお読みください。

※スマートフォンの場合は、右スクロールすればご覧になれます。

それでは、それぞれの活用について解説していきたいと思います。

「持つ」「持ちます」の韓国語

「持ちます」の言い方は２つずつあり、「가져요カジョヨ」「가집니다カジムニダ」と「들어요トゥロヨ」「듭니다トゥムニダ」です。「가집니다カジムニダ」「듭니다トゥムニダ」

の方がより丁寧でかしこまった言い方。

ビジネスなどのフォーマルなシーンで使います。

友達や恋人などへのタメ口はパンマルと呼ばれる形で、「가져カジョ」「들어トゥロ」と言います。

パンマル（タメ口）はヘヨ体から「요ヨ」をとると出来ます。

「持った」「持ちました」の韓国語

「持ちました」という言い方も「가졌어요カジョッソヨ」「들었어요トゥロッソヨ」と「가졌습니다カジョッスムニダ」「들었습니다トゥロッスムニダ」の２種類です。

パンマル（タメ口）で「持った」という場合は「가졌어カジョッソ」「들었어トゥロッソ」と言います。

過去形の作り方の基本は以下の記事をご覧ください。

韓国語の過去形【았다/었다】(〜しました、〜でした)の作り方

韓国語の文法の中で「過去形」が苦手という人が意外に多いです。 その理由は、過去形の作り方のパターンが多いからなかなか覚えられないというものです。 しかし、韓国語の過去形は作り方のポイントさえうまく整理してあげれば習得は難しくありません。 韓国語の過去形(〜した、〜だった)の作り方の基本パターンは「語幹＋았다/었다アッタ オッタ」。

「持っている」「持っています」の韓国語

「〜している」は「-고 있다コ イッタ」と言います。

「持っています」という言い方も「가지고 있어요カジゴ イッソヨ」「가지고 있습니다カジゴ イッスムニダ」と「들고 있어요トゥルゴ イッソヨ」「들고 있습니다トゥルゴ イッスムニダ」の２種類です。

パンマル（タメ口）で「持ってる」という場合は「가지고 있어カジゴ イッソ」「들고 있어トゥルゴ イッソ」と言います。

「持つ」を使ったその他の表現

「持つ」をちょっと応用した韓国語をご紹介します。

「持っていく」の韓国語は？

「持っていく」という時には「가지다カジダ」を使います。

「가지다カジダ」と「가다カダ（行く）」を合わせた「가져가다カジョガダ」という単語です。

「持っていってください」という場合は「가져 가세요カジョガセヨ」になります。

「持ってくる」の韓国語は？

「持ってくる」という場合も同じく「가지다カジダ」を使います。

「오다オダ（来る）」と合わせて「가져 오다カジョオダ」という単語になります。

「持ってきて」は「가져와カジョワ」です。

「持つ」の韓国語を使った例文

最後に「持つ」を使った例文をご紹介します。

荷物を持ってください

「荷物」は韓国語で「짐チム」です。

免許証を持ってるよ

「免許証」は「면허증ミョノジュン」の言います。

興味を持っています

「興味」は韓国語で「흥미フンミ」です。

「持つ」の韓国語まとめ

今回は「持つ」の韓国語の活用と使い方をお伝えしました。

最後にポイントをまとめておきます。

「荷物持ちましょうか？」や「〜を持ってるよ」はよく使う表現なので、ぜひマスターしてみてくださいね！