「よかった」の韓国語は３種類！意味と使い分け方を解説！【音声付】

「よかった」の韓国語は「タヘンイダ」「チャルデッタ」「チョアッタ」の３種類。

同じ「よかった」という意味ですが、それぞれニュアンスと使い方が異なります。

「どれも聞いたことはあるけど、何が違うの？」と疑問に思っている人も多いのではないでしょうか。

今回は３つの「よかった」のハングルと意味、使い分け方を例文と一緒に徹底解説していきたいと思います。

ニュアンスは違えど「よかった」は肯定的な言葉。使い分け方をマスターしてSNSでも会話でもどんどん発信していきましょう！

「幸いだ」の「よかった」は韓国語で「タヘンイダ」

まず最初は「幸いだ」という意味の「タヘンイダ」。

「タヘンイダ」はハングルで書くと「다행이다」で、「多幸(タヘン)」という漢字から来た漢字語です。

漢字語を利用したボキャブラリーの増やし方を以下の記事でご紹介しています。

韓国語の漢字語のルールと覚え方！語彙力が増大するウラ技を公開！

語学の勉強する時に誰もが願うこと。それは「単語をもっと簡単に沢山覚えたい」ということですよね。 韓国語でそれを実現するのに最適なのが「漢字語」を利用することです。 「漢字語」とは元々漢字で存在している単語をハングル文字に置き換えて作ったもので、その割合は韓国語単語の約7~8割を占めると言われています。 漢字語の基本ルールを覚えれば共通した漢

漢字を見たら何となくニュアンスを掴めるのではないかと思いますが、「悪いことが起きなくて良かった」という時に使う言葉になります。

「安心した、ホッとした」というイメージですね。

「다행이다タヘンイダ」は「다행タヘン(多幸)」と「〜だ」を意味する「이다イダ」がくっついて出来た単語になります。

「다행이다タヘンイダ」は、以下のように様々に語尾を変えて使います。

「이에요イエヨ」は名詞について「〜です」を表す語尾、「이네요イネヨ」は「〜ですね」ともう少し親しみを込めた表現です。

それでは、「다행이다タヘンイダ」を使った例文を見てみましょう。

災害で安全がわかった時
例文

プレゼントした時
例文

運命的な事について
例文

この他のケースも色々とありますが、「ホッとした」というニュアンスを出したい時は「다행이다タヘンイダ」を使えばしっくり来ますよ。

「うまくいった」の「よかった」は韓国語で「チャルデッタ」

「チャルデッタ」はハングルで書くと「잘 됐다」になります。

「됐다テッタ」は「〜になる」という意味の「되다テダ」の過去形。「잘チャル(うまく)」という言葉と合わせると、「うまい具合になった(うまくいった)」となります。

韓国語の過去形の作り方は以下の記事で詳しく解説しています。

韓国語の過去形【았다/었다】(〜しました、〜でした)の作り方

韓国語の文法の中で「過去形」が苦手という人が意外に多いです。 その理由は、過去形の作り方のパターンが多いからなかなか覚えられないというものです。 しかし、韓国語の過去形は作り方のポイントさえうまく整理してあげれば習得は難しくありません。 韓国語の過去形(〜した、〜だった)の作り方の基本パターンは「語幹＋았다/었다アッタ オッタ」。

「잘됐다チャルデッタ」は物事がうまくいった時などに「よかった(うまくいった)」「やったー」と言うイメージです。

「잘됐다チャルデッタ」も語尾を様々に変えて使います。

では、以下の例文を見てみましょう。

試験などに合格した時
例文

困っている事が解決した時
例文

「良し悪し」の「よかった」は韓国語で「チョアッタ」

３つ目の「よかった」は「좋았다チョアッタ」と言います。

「좋았다チョアッタ」の元々の形（原形といいます）は「좋다チョッタ(良い)」。「좋다チョッタ」を過去形にしたのが「좋았다チョアッタ」です。

「다행이다タヘンイダ」と「잘됐다チャルデッタ」は相手の状況に対して「よかった」と答えるイメージでした。

それに対して「좋았다チョアッタ」は自分が経験して「良し悪し」を判断する時に使うイメージになります。

以下は「좋았다チョアッタ」の言い方一覧です。

それでは、例文で使い方を見てみましょう。

試してみてよかった時
例文

感想として「よかった」と言う時
例文

「よかった」の韓国語まとめ

今回は３種類の「よかった」の韓国語の意味と使い方についてお伝えしましたが、いかがだったでしょうか。

最後に、韓国語「よかった」の内容をもう一度まとめておきたいと思います。

「よかった」の韓国語は３種類とも頻繁に使う表現です。

この機会にぜひ身につけて、韓国語会話の表現の幅を広げてくださいね！