韓国語の勉強を始めよう!初心者におすすめのハングル勉強法まとめ
「韓国語を勉強してみよう!」と思い立ったのは良いものの、初心者がまず悩むのが勉強法ですよね。
「何から始めればいいの?」
「おすすめの本は?」
「皆どうやって勉強してるの?」
などなど、気になる事は沢山です。
そこで今回は、初心者におすすめの韓国語勉強法についてまとめてみました!
勉強の順番におすすめの本やアプリ、学習ノートの作り方など、役立つ情報満載。
すでに少し韓国語の勉強を始めたけど悩んでいるという人も、ぜひ参考にしてみて下さいね!
【初心者向け】韓国語の3ステップ勉強法
何から始めていいか分からないという人のために、最初に取り組むべき勉強のステップを解説していきます。
まず頭に入れておいて欲しいのは「韓国語は日本人にとって習得しやすい言語」という事です。
その理由は主に以下の3点。
- ハングルはローマ字と似ている
- 韓国語の文法は日本語と似ている
- 漢字から来た言葉が多く、日本語と発音が似ている単語が多い
これらの特徴については、以下の記事でより詳しく解説していますので、よければ参考にしてください。
では、具体的に韓国語の勉強3ステップを見ていきましょう。
実は簡単!ハングルの基礎を覚えよう
ハングルとは「韓国語の文字」の事です。
よく「ハングル語」と言われるのを聞きますが、ハングルは韓国語の文字の事なので「ハングル語」というのは存在しません。
ハングルは初めて見ると、一見何かの記号のように見えて難しそうと感じるかもしれませんが、読み方の基礎を覚えれば難しくありません。
ハングルは日本語と同じで、全て「母音」と「子音」の組み合わせで出来ています。
言い換えると「ローマ字と同じ」とも言えます。
「か」という文字はローマ字にすると「KA」で、「K」が子音、「A」が母音ですよね。
ハングルも考え方は同じで「가」という文字は左の「ㄱ」が子音、右の「ㅏ」が母音で「か」という音になります。
このようにまずはハングルの母音と子音の組み合わせ方を覚えましょう。
また、ハングルには日本語と違う形を持つ文字も存在します。
それが「パッチム」と呼ばれる文字です。
「パッチム」とは「子音」+「母音」の次に3つ目に入る「子音」の事で、韓国語特有の発音になります。
パッチムの種類と読み方については以下で詳しく解説していますので、ぜひマスターしてみて下さい。
韓国語の挨拶など、基本フレーズを覚えよう
ハングルの読み書きをマスター出来たら、簡単なフレーズなどを覚えて韓国語に慣れてみましょう。
まず最初に覚えたいのはやっぱり「挨拶」や「自己紹介」。
以下の記事では押さえておきたい基本フレーズを分かりやすく解説していますので、ぜひご覧ください。
韓国語の基本単語、文法を覚えよう
ここまでで韓国語に徐々に慣れてきたら、単語や文法の知識を増やしていきましょう。
「文法は苦手」「単語はなかなか覚えられない」という人もいるかと思います。
そこで、「簡単な文法の覚え方」と「効率的な単語の覚え方」をまとめました。
韓国語の勉強に役立つ本やアプリの選び方
勉強をする上で手元に置いておきたいのが「本」や「参考書」ですよね。
一昔前までは無かった「アプリ」も上手に活用したい勉強ツールの1つです。
しかも「アプリ」には無料で使えるものも沢山。
ただ「どんな本やアプリを選べばいいの?」という疑問もあるかと思います。
韓国語のテキストやアプリの選び方のポイントは主に以下の2つです。
- 自分のレベルに合ったものを選ぶこと
- 目的に合ったものを選ぶこと
本でもアプリでも、そのレベルや内容は様々です。
いくら役立つ内容だとしても、自分のレベルに合っていなければ最適な学習には繋がりません。
まだ韓国語を始めたばかりの場合は「ハングルの基礎が覚えられるもの」、ハングルの読み書きが出来るようになった人は「すぐ使えるフレーズ」などがオススメになります。
また、「目的」に合わせて選ぶというのも大切な視点です。
「文法の基礎を身に付けたい」「聞き取りを強化したい」「ドラマでやK-POP出てくる単語やフレーズを知りたい」など、本やアプリのコンセプトもそれぞれ。
以下の記事では、テキストとアプリの選び方をレベル別、目的別にご紹介していますのでぜひご覧ください。
おすすめの韓国語勉強ノートの作り方は?
韓国語の勉強をしていく上で、もう一つ知っておきたいのが「勉強ノートの作り方」ですよね。
やはり一度ではなかなか覚えられない勉強内容を、何度も見返せるようにしておくのがオススメです。
「いちいちノートに書くのは面倒くさい」と思う人もいますよね。
ノートにまとめる時間がかかるのは確かなので、韓国語が上達してきたら逐一まとめる必要はないかと思います。
ただ初心者の場合は、出来れば書く作業も最初のうちはした方が良いです。
その理由は以下の3つです。
- 日本語では1つの母音でも、韓国語では2つあるものがある
- 韓国語特有の発音変化があるので、発音記号を書き入れておくと分かりやすい
- パッチムの有無で助詞の形が変わるので、慣れるまでは書きながら確認した方が良い
1点目は、日本語では1つだけど、韓国語では2つの母音があるという事について。
例えば、日本語では「お」という文字は1つですが、韓国語では「ㅗ」と「ㅓ」の2つ。
「お」という母音が含まれる単語が出てきた時に「『ㅗ』と『ㅓ』どっちだったっけ?」という事がよくあります。
しっかり覚えるまでは、書いておいて何度も復習出来るようにしておくと便利です。
「お」以外にも「う」や「え」なども2つあるので気を付けましょう。
2点目は、韓国語特有の発音変化について。
韓国語の難しい所が、単語単体での発音と文章の中での発音が変化することがある点です。
発音変化の種類は様々ありますが、まずマスターしておきたいのが「連音化」という発音変化。
前にパッチムのある文字の場合、後ろに母音が来るとくっ付く変化をします。
その部分をチェックしてローマ字で発音を書いておくと、意識しやすくなります。
この変化に慣れると、韓国語の聞き取り能力も向上しますよ。
「連音化」について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
3点目は、韓国語の助詞について。
助詞というのは「私は」とか「私を」などの「は」や「を」に当たる部分です。
日本語ではそれぞれ1つずつですが、韓国語では前の単語にパッチムがあるかどうかで変わります。
例えば「~は」の韓国語は「는」と「은」の2つ。
前の単語にパッチムが無い場合は「는」、ある場合は「은」を使います。
以下の例で見てみます。
例文 パッチム無しの例(「私」=「저」)저는 일본사람이에요.
私は日本人です |
パッチム有りの例(「韓国人」=「한국사람」)
한국사람은 김치를 먹어요.
韓国人はキムチを食べます |
パッチムがある場合は、上でご紹介した「連音化」の発音変化も起こるので注意が必要です。
以上、勉強ノートを作るメリットとポイントについてご紹介しました。
ノートは全て書くというよりもポイントをまとめるという事を意識しましょう。
韓国語検定試験の勉強は必要?
語学の勉強をしていると、話に必ず出てくるのが「検定試験」です。
韓国語にも有名な検定試験が2つあり、それが「ハングル能力検定試験(ハン検っているので、会話力を測る事は出来ません。
韓国語の勉強のモチベーションを維持するために、目標を設定するという意味では悪くないと思います。
「とにかく話せればいい」という人は、無理に受験する必要はないでしょう。
韓国語教室・オンラインレッスン・韓国語の勉強におススメなのは?
韓国語を学習し始めた人の多くは、まず本やアプリを使って独学で始めると思います。
「いきなり韓国語教室に入る」という人も中にはいますが、ハングルの読み書きも出来ないまま教室に通うのはおすすめしません。
もちろん、教室によってはハングルの読み書きレベルから丁寧に教えてくれる所もあるでしょう。
しかし、ハングルの読み書きを習得するのは正直そこまで難しくありません。
独学でも本や韓国語勉強サイト(当サイト含む)の情報である程度は覚えられますから、そのために月謝を払って韓国語教室やオンラインレッスンを受けるのはもったいないです。
独学で1つ懸念するのは、勉強した内容を実際に使う場所がないのと、正しい発音が出来ているか確認することが出来ない点。
なので、ある程度ハングルの読み書きや基本フレーズなどを覚えた上で、更に上達するために教室に通うのは効率的なやり方でしょう。
韓国語教室だと「グループレッスン」と「個人レッスン」のコース選択が出来るところが多いです。
「グループレッスン」は複数人一緒にやるので「個人レッスン」よりも基本的に安価ですね。
ただ、デメリットとしては自分のペースで学べないのと、上達に最も大切な「会話」があまり出来ずに終わるという結果になりがちな点です。
一方、他の人が分からない部分も知ることが出来、自分にも役立つというメリットもあります。
「個人レッスン」は自分のペースで1対1で学べることが最も大きなメリットでしょう。
ただ、どうしても価格が高くなってしまうというのがデメリットです。
オンラインレッスンの場合はほとんどが「個人レッスン」の形を取っている事が多いですね。
どうしても「独学で」という人は、自ら積極的に韓国語を使う場に出ていく事が大切になります。
とにかく、会話を上達させるためには「韓国語を使う」という事がものすごく重要だという事を覚えておきましょう。
「韓国語の勉強法」まとめ
今回は初心者向けに韓国語勉強法をまとめてお伝えしました。
最後にもう一度ポイントと順序をまとめておきます。
- まずハングルの「母音」と「子音」を覚える
- ハングルのパッチムを覚える
- 挨拶などの基本フレーズを覚える
- 単語や文法などを覚える
- 本やアプリをレベル別・目的別に活用する
- ノートにポイントをまとめていく
- 検定試験は実力を測るのに活用する
- 韓国語教室・オンラインレッスンは会話練習の場として使う
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