「使う」は韓国語で何て言う?お金を使う、気を使うなどの表現まとめ
「使う」という韓国語は「쓰다」と言います。
「쓰다」は「お金を使う」や「時間を使う」など、様々に何かを使う時に出てくる重要な単語。
今回は「使う」の韓国語「쓰다」の様々な使い方を例文でお伝えしていきたいと思います!
「쓰다」は色々な場面で使える便利な言葉。マスターすれば表現の幅がグッと広がりますよ!
「使う」の韓国語の言い方一覧
「쓰다」は「使う」の基本形で、「使います」などの言い方にする場合は形が変化します。
基本的に韓国語の言い方は大きく以下の3つに分けられます。
- ヘヨ体・・・日常会話で年上などに話す時の丁寧な言い方。
- ハムニダ体・・・ビジネスなど、フォーマルな場面で使うより丁寧でかしこまった言い方。
- パンマル・・・友達や恋人などフランクな相手に対して使うタメ口表現。
使いたい形をすぐに使えるように、「使う」の韓国語「쓰다」の言い方を一覧にしました。
活用形 | 現在形 쓰다 |
過去形 썼다 |
命令形 (丁寧な依頼) |
---|---|---|---|
ヘヨ体 (丁寧) |
써요 使います |
썼어요 使いました |
쓰세요 使ってください |
ハムニダ体 (より丁寧) |
씁니다 使います |
썼습니다 使いました |
쓰십시오 使ってください |
パンマル (タメ口) |
써 使うよ |
썼어 使ったよ |
써 使って |
実は、「쓰다」という単語は「使う」という意味以外にも「書く」という意味でも使われる動詞です。
活用の詳しい解説と発音については「書く」の記事の中で説明していますので、そちらをご覧ください。
当記事では「使う」という意味での「쓰다」の使い方に焦点を当ててお伝えしていきます。
「使う」の韓国語「スダ」の様々な使い方と例文
「使う」という意味での「쓰다」の代表的な使い方には以下のようなものがあります。
- お金を使う・・・ 돈을 쓰다
- 頭を使う・・・ 머리를 쓰다
- 時間を使う・・・ 시간을 쓰다
- 気を使う ・・・ 신경을 쓰다
また、「使う」という意味で以下のような場合にも「쓰다」を使います。
- 帽子をかぶる・・・ 모자를 쓰다
- メガネを掛ける・・・ 안경을 쓰다
- 傘をさす・・・ 우산을 쓰다
これらの使い方を実際に例文で見ていきましょう。
このお金使ってもいいですか?
이돈은 써도 돼요?
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「〜でもいいですか?」は「〜도 돼요?」と言います。
もっと頭使って
더 머리를 써.
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「もっと」は韓国語で「더」です。
このPC使えますか?
이 컴퓨터는 쓸 수 있어요?
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今は時間を使うことができる
지금은 시간을 쓸 수 있어.
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「〜出来る」は「-ㄹ 수 있다」という文法になります。
料理はすごく気を使います
요리는 너무 신경을 써요.
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「너무」は「とても〜」という意味の単語です。
そんなことに時間を費やしたらもったいない
그런 일에 시간을 쓰면 아까워.
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文脈によって「費やす」という意味で「쓰다」を使うこともできます。
僕は外出する時帽子をかぶる
나 외출할때 모자를 써.
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外出するは「외출하다」です。
目が悪くなったのでメガネかけないと
눈이 나빠져서 안경을 써야겠다.
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「〜야겠다」は独り言で「〜しないと」と言う時に使います。
雨が降ったきたから傘をさしてください
비가 왔으니 우산을 쓰세요.
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「雨が降る」は「비가 오다」と言います。
「スダ」以外の「使う」の韓国語「サヨンハダ」と「イヨンハダ」
「쓰다」以外で「使う」という意味で使われる韓国語に「사용하다」と「이용하다」いう単語があります。
「사용」は「使用」、「이용」は「利用」という漢字からきた韓国語。
「사용하다」は「使用する」、「이용하다」は「利用する」という意味です。
「쓰다」と「사용하다」の使い分け方は大きな決まりはありませんが、「使用する」という言い方がしっくり来る場合は「사용하다」を使います。
例えば「クレジットカードは使えますか?」と言う場合は「신용 카드를 사용할 수 있어요?」となります。
大抵の場合は「쓰다」を使えば問題ないことが多いです。
一方「이용하다」は「쓰다」が使えないケースにおいて使います。
「쓰다」が使えない代表的なケースは以下の2つ。
- 交通手段
- 機会
バスやタクシー、地下鉄などの交通機関を使ってどこかに行く場合は、「〜を使って行く」と言うのに「쓰다」を使えません。
この場合は「이용하다」を使います。
また、「休暇を使って旅行に行く」などの「機会を使う場合」も「쓰다」は使えず「이용하다」を使います。
ちなみに「気を使う」の「신경을 쓰다」の「신경」も漢字にすると「神経」。
「気を使う」と言っても「神経を使う」というネガティブなニュアンスになります。
「気遣い、気配りが出来る」という意味の「気を使う」は「마음을 쓰다」と言います。
「마음」は「心」という意味の単語です。
このように、同じような意味でも少しずつニュアンスや使い方が異なる単語もあるので、解説してみました。
「使う」の韓国語まとめ
今回は「使う」の韓国語の様々な使い方を例文と一緒にお伝えしました。
最後にポイントをまとめておきます。
-
- 「使う」の韓国語は「쓰다」
- 「쓰다」を使った表現は以下のようなものがある。
돈을 쓰다(お金を使う)、머리를 쓰다(頭を使う)、시간을 쓰다(時間を使う)、신경을 쓰다(気を使う)、모자를 쓰다(帽子をかぶる)、안경을 쓰다(メガネを掛ける)、우산을 쓰다(傘をさす)
- 「쓰다」以外の「使う」には「사용하다」と「이용하다」がある
- 「交通機関」や「機会」を使う場合は「쓰다」ではなく「이용하다」を使う
- 「신경을 쓰다」は「神経を使う」、「마음을 쓰다」は気配りするの意味
「쓰다」は「使う」という意味で様々なシチュエーションで必要になる重要な単語。
少し覚えることが多いですが、ぜひ身につけて会話の幅を広げてみてくださいね。
「쓰다」は「書く」という意味でも頻繁に使います。
発音や活用についてもマスターするために以下の記事もぜひご覧ください!