「怖い」の韓国語は３パターン！ハングルと意味の違い・使い方を解説

「怖い」は日本語では１つですが、韓国語では３パターンあります。

それが「무섭다ムソプタ」「두렵다トゥリョプタ」「겁나다コムナダ」の３つ。

これらは「〜が怖い」という時の対象によって使い分けます。

今回は「怖い」の韓国語の意味と使い分け方を例文と一緒にわかりやすく解説していきたいと思います！

「怖い」の韓国語は発音も似ててこんがらがりやすい言葉の１つなので、この機会にぜひ違いをマスターしてくださいね！

「怖い」の韓国語と例文

「怖い」という意味を持つ韓国語は以下の３種類です。

一般的な「怖い」の韓国語

最も一般的な「怖い」の韓国語が「무섭다ムソプタ」。

「무섭다ムソプタ」は、「ヘビが怖い」や「怖い映画」など恐怖の対象が具体的な場合に使います。

「무섭다ムソプタ」は元々の形（「原形」といいます）で、「怖いです」などの表現にする時には形を変えます。

以下は、「무섭다ムソプタ」の言い方一覧です。

では、実際に例文で使い方を見てみましょう。

「姑」の韓国語は「시어머니シオモニ」です。

怖い映画を見ました

「怖い〜」という形（連体形といいます）で後ろの単語につく場合は「무서운ムソウン」になります。

「不安だ」という意味の「怖い」の韓国語

まだ起こっていないことに対して「不安だ、気がかりだ」という時の韓国語が「두렵다トゥリョプタ」。

例えば「試験の結果が怖い」などと言う場合です。

「두렵다トゥリョプタ」も以下のように言い方を変えて使います。

では、例文を見てみましょう。

試験の結果が怖い

「試験」は「시험シホム」、「結果」は「결과キョルグァ」と言います。

幸せすぎて怖いです

「幸せで」は「행복해서ヘンボッケソ」、「너무ノム」は「とても」という意味です。

「怖じ気付く」「怖がる」の韓国語

「怖くなる」「ビビってしまう」という時の「怖い」は韓国語で「겁나다コムナダ」と言います。

「恐れ」という意味の「겁コム」と「出る」という意味の「나다ナダ」が組み合わさったフレーズです。

「겁나다コムナダ」は元々の形（原形と言います）で以下のように言い方が変化します。

では、例文で実際の使い方を見てみましょう。

よく考えてみると怖い

「考えてみると」は「생각해 보면センガッケボミョン」と言います。

顔見たら怖くなった

「怖くなった」と過去形にする場合は「겁났어コムナッソ」になります。

「怖い」を使ったその他の韓国語表現

最後に「怖い」を使ったその他の表現をご紹介します。

若者がよく使う「まじ怖い」の韓国語

日本でも若者がよく使うのが「マジ怖い」という表現。

韓国語で「マジで」は「진짜チンチャ」と言います。

「진짜チンチャ」をそれぞれの「怖い」の前につけると「マジ怖い」の表現になります。

「怖そう」の韓国語

「〜そう」と言いたい場合は「〜게 보여ケポヨ」を付けます。

「〜게 보여ケポヨ」は直訳すると「〜そうに見える」というフレーズです。

「〜게 보여ケポヨ」は形容詞（「怖い」「悲しい」など「い」で終わる言葉）に付きます。

「怖いけど」「怖くて」の韓国語

「怖いけど」という逆説や「怖くて」という場合は以下のようになります。

「〜けど」は「〜지만チマン」

「〜で」は「パンマルの言い方＋서ソ」

「怖い」の韓国語まとめ

今回は「怖い」を表現する韓国語と使い方をお伝えしました。

最後にポイントをまとめておきます。

日本語では同じ「怖い」でも韓国語ではニュアンスによって単語が変わるので、気をつけましょう。

まずは一般的な「怖い」の「무섭다ムソプタ」を優先的に覚えて使ってみてくださいね！