「赤ちゃん」は韓国語で何て言う?2種類の呼び方と違いを解説!
「赤ちゃん」は韓国語で「아기」と言います。
ただ一方で「애기」という言葉もあり、「何が違うの?」と疑問に思う人が多い単語。
そこで今回は「赤ちゃん」を意味する韓国語の違いと使い方をまとめてみました。
実際の「赤ちゃん」に対して使う以外の使い方もご紹介しますので、ぜひ覚えてみてくださいね!
2種類の「赤ちゃん」の韓国語と違いは?
「赤ちゃん」の韓国語には2種類あり「아기」と「애기」。
実はこの2語には違いがなく、どちらも同じ意味です。
「아기」は元々の標準語であるのに対して、「애기」というのは北方(北朝鮮)のなまりだと言われています。
ただ、実際は韓国でも日常会話では「애기」を使うことが多い印象です。
「애기」と似た言葉で「얘기」という単語もありますが、「얘기」は「話」という意味。
「얘기」は元々「이야기(話)」という単語を短縮したものなので、「애기」と区別しましょう。
会話では「애기」を使いますが、標準語は「아기」なので関連単語は「아기」が使われるのが基本です。
日本語 | 韓国語 |
---|---|
ベビー服 | 아기옷 |
子守 | 아기보기 |
韓国語「아기」の「赤ちゃん」以外の使い方
「赤ちゃん」というと生まれたばかりの「赤ん坊」をイメージしますが、実は「아기」は胎児から4,5歳くらいまでの子に使う言葉です。
「子供」という意味の単語には「아이」や「어린이」という単語もありますが、大体5歳以上の子に対して使います。
「私の子(赤ちゃん)」という言い方は「우리 아기(우리 애기)」。
「우리」というのは「私達」という意味で、「私の」という時にも韓国人はよく「우리」を使います。
ところで、この「우리 아기(우리 애기)」という言葉は、「赤ちゃん」以外にも使われることがあります。
それが年下の彼女に対して。
「俺のかわいこちゃん」というニュアンスで「우리 아기(우리 애기)」と言うわけです。
もし韓国人の彼氏ができて「애기야」と言われたら「赤ちゃんってどういう事?」と勘違いして怒ったりしないでくださいね(笑)。
その他の「赤ちゃん」を意味する韓国語
小さい子や動物に対して使うその他の韓国語をご紹介します。
「ちびっこ」の韓国語は?
「아기」は5歳くらいまでの子を表す単語でしたが、会話で「ちびっこ」と呼ぶ表現もあります。
それが「꼬마」。
「꼬마야」と言うと「ちびよ」と愛情を込めて呼ぶ呼び方になります。
動物の「赤ちゃん」の韓国語は?
動物の赤ちゃんは「아기」ではなく、「새끼」と言います。
動物の名前の後に「새끼」を付けると「子◯◯」になります。
例えば「개(犬)」なら「개새끼(子犬)」、「돼지(豚)」なら「돼지새끼(子豚)」です。
「赤ちゃん」の韓国語を使った会話フレーズ
では、最後に「赤ちゃん」の韓国語を使った会話フレーズをご紹介します。
かわいい赤ちゃんです
귀여운 애기예요. |
「可愛い」は韓国語で「귀여운」です。
赤ちゃんみたいな肌だね
아기같은 피부네요. |
「〜みたいな」は韓国語で「같은」と言います。
誰の赤ちゃんですか?
누구 애기예요? |
「誰の」は「누구」と言います。
「赤ちゃん」の韓国語まとめ
今回は「赤ちゃん」の韓国語についてお伝えしました。
最後にポイントをまとめておきます。
- 「赤ちゃん」の韓国語は「아기」
- 「애기」は北方の方言で「아기」と同じ意味
- 日常会話では「애기」と言う人が多い
- 「아기」は5歳以下の子供に対して使う
- 「우리 아기(우리 애기)」は自分の子以外に恋人にも使う
「아기」と「애기」は同じ意味の言葉。
混乱しないでぜひどんどん使ってみてくださいね!