韓国語の「チャルセンギョッタ」の意味は?モシッタとの違いも解説!
「チャルセンギョッタ」は韓国語で「かっこいい」という意味です。
一方、「かっこいい」という意味の韓国語で「モシッタ」という言葉もよく使われます。
「一体何が違うの?」と疑問に思っている方も多いと思います。
そこで今回は「チャルセンギョッタ」と「モシッタ」の2つの韓国語の意味や違いについて解説します。
どちらも日常会話でよく使うフレーズなので、ぜひ覚えて使い分けてみて下さいね!
韓国語「チャルセンギョッタ」のハングルと意味
「チャルセンギョッタ」はハングルで書くと「잘 생겼다」。
「よく」という意味の「잘」と「生まれた」という意味の「생겼다」を合わせたフレーズです。
直訳すると「生まれが良いね」という意味なので、特に「見た目がいい、顔がかっこいい」という表現として使います。
韓国人は思ったことをはっきり言葉にして伝えるので、「잘 생겼다」は恋愛感情がなくてもよく使う褒め言葉。
自分の感情を表現する時には「잘 생겼다」と言いますが、相手に伝える時には言い方が変わります。
友達や年下の相手にいう時は「잘 생겼어(かっこいいね)」、より丁寧に言う場合は「잘 생겼어요(かっこいいです)」と言います。
「チャルセンギョッタ」と「モシッタ」の違いは?
「モシッタ」はハングルで書くと「멋있다」です。
「멋있다」は「格好、趣」という意味の「멋」と、「ある」という意味の「있다」を合わせた言葉になります。
直訳すると「趣がある」という意味で「かっこいい」というニュアンスになります。
「잘 생겼다」は「見た目、外見のかっこよさ」を褒める言葉で、いわゆる「ハンサム」に当たる言葉でした。
一方、「멋있다」は外見的な格好良さに対しても使えますが、「行動や立ち振る舞いなどを含んだかっこよさ」を指す言葉です。
「멋있다」は自分の感情を表す時に使う形。
相手に対して使う時には「멋있어요(かっこいいです)」や「멋있어(かっこいいね)」の形で使います。
「멋있다」は「너무(すごく)」という強調の表現と一緒に使う事が多いです。
너무 멋있다. | すごくかっこいい |
너무너무 멋있다. | めちゃくちゃかっこいい |
「너무」を繰り返して「너무너무」とすると更に強調された表現になります。
「かっこいい」のその他の韓国語表現
「잘 생겼다」と「멋있다」の違いをご紹介しました。
ここでは、それぞれを使ったその他の表現を見ていきいましょう。
「男前」の韓国語
日本語には「男前」という表現もありますが、これも外見の事を言うこともあれば中身の事を言う場合もありますよね。
なので、一概に「잘 생겼다」と「멋있다」のどちらを使うということは言えません。
伝えたい内容に応じて変えることになります。
どちらにせよ、後ろに「男性」という意味の「남자」を付けて表現します。
잘 생긴 남자
멋있는 남자
この他、「素敵な」という意味を付けた「멋진 남자」や「美男子」という意味の「미남」という言い方もあります。
「かっこよくて」「かっこよかった」の韓国語
「かっこよくて」という場合は後ろに「서」を付けて表現します。
「잘 생겨서」「멋있어서」という形になります。
また「かっこよかった」は「멋있다」の方だけで「멋있었어」です。
「かっこいい」の若者言葉
若者がよく使う「かっこいい」のスラングは以下の2つ。
존잘
どちらも「イケメン」という感じの言葉ですが、「존잘」は少し下品な言葉なので、実際は使わない方が良いです。
韓国語「チャルセンギョッタ」のまとめ
今回は韓国語の「チャルセンギョッタ」と「モシッタ」の意味と違いについてお伝えしました。
最後に、もう一度ポイントをまとめておきたいと思います。
- 「잘 생겼다」は外見・見た目の「かっこいい」
- 「멋있다」は行動や振る舞いを含めた「かっこいい」
- 「男前」は「잘 생긴 남자
」と「멋있는 남자」 - 「かっこいい」のスラングは「훈남」と「존잘」など
日本人は相手に言葉ではっきり伝えるのが苦手な人が多い印象。
韓国ではっきり伝えることが喜ばれることなので、ぜひ思いきって表現してみてくださいね!