スンデとは？韓国式ソーセージの味やおすすめの食べ方をご紹介！

韓国料理の「スンデ」をご存じですか？

スンデは韓国式ソーセージとも呼ばれる豚の腸詰料理です。

特徴ある見た目や味に「気持ち悪い」「まずい」という人も中にはいますが、韓国では大人気の軽食です。

今回はそんな韓国グルメ「スンデ」の味や食べ方など、魅力をお伝えしていきたいと思います！

「スンデ」とは？味や中身をご紹介

スンデは豚の腸の中に、もち米や韓国春雨などを詰めて蒸した、韓国の名物料理です。

その形や作り方から「韓国式ソーセージ」と呼ばれたりもします。

通常私達が想像するソーセージと言えば、赤い色をしていて中身もお肉の塊というイメージですよね。

それに対してスンデは、全体的に黒っぽい色をしていて、中身の印象もちょっと違います。

食感は通常のソーセージとは違いモチモチっとしていますが、日本人にもよく合う食感だと思います。

スンデは韓国人にとって「軽食」というイメージで、トッポギなどと一緒によく屋台に並んでいるグルメです。

スンデは「まずい、気持ち悪い、臭い」？

スンデに「気持ち悪い」とか「臭い」などネガティブなイメージを持つ人もいるようです。

スンデは黒っぽい色をしているのもそうですが、ビジュアル的な問題がもう１つ。

それは「長いままとぐろを巻いたように置かれている」事が多い事です。

日本でのソーセージは途中でねじられていたりしますが、韓国ではそうではないので、人によっては気持ち悪さも。

また、スンデの味やにおいを特徴づけるのが「豚の血」です。

「豚の血」というとちょっと一瞬ギョっとしますが、アジアの各国ではよく使われる食材です。

「血が入っていると生臭いのでは？」と思われるかもしれませんが、香味野菜で生臭さはうまく消されています。

なので生臭さが気になるというよりは、香味野菜の香りが気になる人は苦手かもしれません。

「韓国式ソーセージ」という想像から、普通のソーセージとのギャップに「まずい」と感じる人もいるのではと思います。

スンデの美味しい食べ方は？

スンデは一緒に添えられてくるピリ辛の塩につけて食べるのが一般的です。

そのまま食べてもあっさりした味付けはありますが、塩を付けた方がちょうど良い味なります。

スンデは通常一口大の大きさにカットされて出てくるので、切り口にちょっとつける感じで食べましょう。

お店によっては塩辛タレや甘辛味噌が出てくるところもあるので、それも食べ方の１つです。

また、屋台ではスンデと一緒にトッポギを買うケースも多いですね。

トッポギの辛いソースにスンデを付けて食べるのも韓国人っぽい食べ方ですよ。

スンデクッパ（スンデスープ）もおすすめ！

スンデを使った韓国料理「スンデクッパ」も有名です。

「クッパ」はスープの中にご飯を入れた、いわゆる「雑炊」のようなものですが、そのスンデ入りになります。

スンデをメインにしたお店では必ずと言っていいほど用意されているラインナップです。

写真のようにご飯とスープ（スンデ入り）が別々に出てきて、自分の好みで入れるパターンも多いです。

スープの具として食べるスンデも違った美味しさがあっておすすめですよ！

韓国のスンデまとめ

今回は韓国の人気グルメ「スンデ」についてご紹介しました。

日本ではあまり見ない韓国式ソーセージ。

好みは分かれるかもしれませんが、機会があればぜひ一度試してみてくださいね！