韓国の「ソンピョン」とは?味や食べ方・作り方などをご紹介!

ソンピョン

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韓国の伝統食として、よく出てくる名前が「ソンピョン」。

「ソンピョン」はチュソク(旧暦のお盆)に出てくる韓国のお餅です。

「名前は聞いたことがある」「このお餅は見たことがある」という人は結構いると思います。

しかし、ソンピョンに関するあまり詳しい事は知らないという人も多いのではないでしょうか?

そこで今回は韓国のお餅「ソンピョン」について、まとめてご紹介します!

 

「ソンピョン」とは?韓国語とレシピ・味などをご紹介

「ソンピョン」は韓国のチュソク(旧暦のお盆)に必ず出てくる伝統的なお餅です。

形は半月型で、色とりどりのお餅が山盛りで出てくるシーンをドラマでご覧になったことがある方も多いのではないでしょうか?

ソンピョン

ソンピョンはハングルで「송편」と書きます。

漢字では「松餅」と書きますが、これは蒸し器に松葉を敷いて蒸して作る事に由来しています。

松葉を敷く理由としては

  • 香りがよくなるため
  • お餅同士がくっつかないようにするため
  • 殺菌効果があるため

など、諸説あります。

ソンピョンの生地はうるち米の粉で作られており、すりごまや小豆、栗などから作られた白っぽい餡が入っています。

日本の餡子よりもぱさっとした感じで、イメージしてたよりまずいと感じる人も一定数います。

家でも出来るレシピと作り方は以下の通り。

うるち米粉 200g
お湯 少々
ごま油 大さじ2
ゴマ 1/2カップ
砂糖 大さじ1
小さじ1

  1. うるち米の粉を少量のお湯でこねた生地を一口大にする
  2. 砂糖と塩を混ぜ合わせたごまを包み込み、半月型に成形
  3. 蒸し器で20分間蒸し、最後に表面にごま油を塗って完成

ソンピョンに込められた意味や言い伝えを知ろう

韓国以外でも、日本では「月見団子」、中国では「月餅」などがありますよね。

これらは基本的に「丸い団子」で、「満月」を象徴しています。

しかし「ソンピョン」は「半月型」。なぜなのか?

はっきりとはわかりませんが、「半月はこれから満ちていくので未来の発展を表している」と言われています。

ソンピョンはチュソクだけでなく、子供のお誕生日などにも作られ、「中に詰まった餡のように、頭に沢山の知識が入りますように」という意味が込められています。

また、「ソンピョンをきれいに作れると、かわいい娘を産める」という言い伝えもあります。

単なるお餅のようで、やはり大切な願いが込められた伝統食なんですね。

 

日本でも食べられる?ソンピョンの通販は?

ソンピョンはチュソクで作られるお餅ですが、日常でも普通に売っています。

ただ、やはりいつも韓国に行って食べられるわけではないので、そんな時は通販で試してみるのも良いのではないでしょうか?


韓国の路上で売っているものも、「3色」のものが多いですので、試すのにはちょうどいいと思いますよ。

 

韓国の「ソンピョン」まとめ

今回は韓国の伝統食「ソンピョン」についてお伝えしました。

「ソンピョン」以外にも、韓国ではお餅が伝統的な食べ物。

色々なお餅を以下の記事でもご紹介していますので、興味があればぜひご覧くださいね。

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