韓国の餅は日本とは違う!?種類や味・レシピなど餅文化を徹底解説!

韓国のお餅

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韓国ドラマなどを見ていると、必ず1度は登場してくる食べ物がお餅。

お餅は韓国語で「トク」と言います。

韓国と言えば辛い物というイメージですが、実はお餅もその種類が豊富で日本のお餅とはちょっと違います。

そこで今回は韓国の「お餅」について特集します!

家でも出来る作り方や通販の情報などもお伝えしますので、ぜひ最後まで見逃さないようにしてくださいね。

 

韓国の餅と日本の餅の違いは?

韓国のお餅と日本のお餅の違いはいくつかありますが、最も大きな違いを1つ挙げるなら「材料の違い」です。

日本では「もち米」を蒸して杵でつくのが一般的ですが、韓国では多くのお餅が「うるち米」を主原料にしています。

もちろん「もち米」を使っているものもありますが、「うるち米」が主流です。

主原料の米以外にも、様々な材料が練りこまれており、その種類を細かく分けると数十、数百種類にものぼると言われています。

また、作り方も「蒸す」「茹でる」「焼く」「揚げる」など様々です。

全てをご紹介することは出来ませんが、街中でもよく見かける定番のお餅をまとめてご紹介していきたいと思います。

 

まずは押さえておきたい!韓国のお餅7選!

まずはこれらを押さえておけば大丈夫、という韓国の代表的なお餅7つをご紹介します。

お持ちの名前から、材料や味、使われるシーンなども一緒に見ていきましょう。

韓国餅の基礎「ペクソルギ(シルトック)」

ペクソルギ

韓国のお餅の基本と言えるのが「ペクソルギ(백설기)」です。

「ペクソルギ(백설기)」はうるち米を粉にして蒸して作ります。

「シル(시루)」と呼ばれる蒸し器を使う事から、別名「シルトック(시루떡)」とも呼ばれています。

特に街中のお餅屋さんでよく見かけるのが、小豆をたっぷりまぶした「シルトック」。

シルトック

日本の餡子のように甘くなく、小豆の素材そのものの味ですが、素朴なおいしさがあります。

パーティーなどでは、長方形の大きなサイズのシルトックを切り分けて皆で分けながら食べることもありますよ。

チュソクの代表「ソンピョン」

ソンピョン

色とりどりで丸っこく、ちょうど一口サイズのこのお餅を目にしたことがある方も多いのではないでしょうか?

このお餅は「ソンピョン(송편)」と言います。

ソンピョンは秋夕(チュソク)の時に食べる代表的なお餅。

ソンピョンは漢字で書くと「松餅」で、松の葉を敷いて蒸して作ります。

日本のお餅より少し弾力があり、すりごまや小豆、栗などから作られた白っぽい餡が入っています。

日本の白あんよりは水分が少なく、ぱさっとした感じです。

日本のおこわに似てる「ヤクシク」

ヤクシク

「ヤクシク(약식)」はもち米と一緒にナツメやクリなどを蒸して作ったお餅。

もち米を使っている上、醤油とごま油で味付けしているので、日本のおこわに似た味で、日本人に慣れ親しんだ味です。

もち米の粒を潰さずに作るので、見た目もおこわに似ています。

トッポギのお餅「カレトック」

カレトック

「カレトック(가래떡)」はうるち米の粉を蒸して、棒状に細長く伸ばしたお餅です。

韓国の餅菓子「トッポギ」などにも使われています。

基本的に味は付いていません。

家で食べる時は、焼いてはちみつを付けて食べたりもする、コスパの良いお餅です。

カレトック2

お祝い事のお餅「ムジゲトック」

ムジゲトク

「ムジゲ(무지개)」は韓国語で「虹」という意味。

「무지개떡(ムジゲトック)」はうるち米にトウキ・クチナシ・小豆・五味子ゴミシなどを混ぜて色鮮やかにした「虹餅」です。

赤ちゃんの初の誕生日など、盛大な祝宴の膳に載せられることが多く、食感は蒸しパンに近いです。

韓国の杵つき餅「インジョルミ」

インジョルミ

「インジョルミ(인절미)」は日本のお餅のように、もち米を蒸して杵でついたお餅。

表面にきな粉をまぶした「きなこ餅」の他、ゴマがまぶされた「ゴマ餅」もあります。

わらび餅のように柔らかい食感で、味は自然で健康的なお餅です。

おまんじゅうのような「スルトック」

スルトック

もちもちでふわふわな食感がおまんじゅうに似ていて人気なのが「スルトック(술떡)」。

「スル(술)」は韓国語でお酒という意味で、「スルトック」はうるち米に韓国のお酒「マッコリ」を入れて作っています。

ただ、マッコリの香りは残っているものの、蒸す時にアルコール成分は飛んでいるので、子供でも食べられますよ。

 

日本でも韓国のお餅が食べたい!韓国餅の通販は?

本来は韓国の現地で作りたてのお餅を食べるのが一番ですが、どうしても日本にいながら食べたいという時はやはり通販が便利ですよね。

手ごろな値段とグラム数で試せる商品をご紹介します。

シルトックの通販

ムジゲトックの通販

インジョルミの通販

基本的に韓国のお餅は長持ちしないので、食べきれない場合は冷凍保存するのがおすすめですよ。

 

韓国の餅文化の極めつけ!餅菓子の王様「餅ケーキ」

お餅が韓国の文化に深く根付いていることを感じさせる最終兵器が「餅ケーキ」です。

餅ケーキ

一見本当のケーキのように見えますが、全て餅(笑)

韓国らしい鮮やかな色使いの物が多く、ムジゲトックを円状に大きくしたようなイメージです。

ネットでも注文することが出来るので、パーティーなどの際にはサプライズケーキとして注文してみるのもアリではないでしょうか。

ケーキ作りが好きな人は、クックパッドでもレシピを載せてくれたりしているので、挑戦してみるのも面白いかと思います。

 

韓国のお餅まとめ

今回は韓国のお餅の特徴から、鉄板のお餅7種類をご紹介しました。

最近ではファストフードなどの影響でお餅をお菓子として食べる若者も減少傾向という話もありますが、大事な席では必ず並べられる韓国の食文化を彷彿とさせる1つ。

韓国に行く際には、ぜひ食べ比べしてみてくださいね!

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