「チャドルバギ」とは?美味しい食べ方やレシピとおすすめ店をご紹介

チャドルバギ

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今回ご紹介するのは韓国グルメの「チャドルバギ」

「チャドルバギ」は牛肉のある部位の事です。

また「チャドルバギ」というと既に1つの韓国料理名としても使われています。

今回は日本であまり知られていない韓国グルメの「チャドルバギ」を特集したいと思います!

美味しい食べ方やお店、お家で作る時の簡単レシピまでまとめてご紹介します。

 

「チャドルバギ」とは?

「チャドルバギ」とは、牛のあばらの部位の肉の事です。

日本では「ともばら肉」と呼んでいる部分で、すねやネックに続き固い肉質の部位になります。

ともばら肉

出典:tanatiku.com

ただ「チャドルバギ」はその中でも脂が多い、いわゆる「霜降り肉」の事を指します。

脂質が多いので、薄切りスライスにして食べるのが一般的です。

チャドルバギ

「チャドルバギ」は肉の部位の事なので色々な食べ方がありますが、焼肉のように焼いてタレに付けて食べるのが王道。

このような食べ方も含めて「チャドルバギ」と呼ぶこともあります。

「チャドルバギ」は薄くて焼けるまで3~5秒。

韓国人には「焼けるまで待たなくていい」というのがチャドルバギが好まれる理由の1つでもあります。

 

チャドルバギの食べ方は?サムギョプサルと似てる?

韓国の焼肉といえば有名なのが「サムギョプサル」ですよね。

「サムギョプサル」は豚肉を使った焼肉。

韓国では牛よりも豚をよく食べるイメージですが、「チャドルバギ」は韓国人には定番の料理です。

「チャドルバギ」の食べ方は「サムギョプサル」と非常に似ている点が多いので、一緒に見ていきましょう。

専用の鉄板がある

「サムギョプサル」は豚肉で脂がよく出るため、四角い専用の鉄板を斜めにして脂が下に落ちるように工夫しています。

サムギョプサル

一方「チャドルバギ」は中央が盛り上がった丸い鉄板で、周りに脂が落ちていきます。

チャドルバギ

これは日本の「ジンギスカン」とよく似ていますね。

「サムギョプサル」も「チャドルバギ」も脂が多いので、専用の鉄板を使って脂を落とすのが特徴です。

「サムギョプサル」は豚という事もあって焦げてパリッとするくらいまでしっかり焼きますが、「チャドルバギ」は薄いのでサッとあぶって食べる感じになります。

2種類の食べ方がある

「チャドルバギ」の食べ方は大きく分けて2種類

1つは専用のタレに付けてそのまま食べる方法、もう一つは野菜や甘辛みそ(サムジャンと言います)と一緒にサンチュに包んで食べる方法です。

チャドルバギとサンチュ

これも実は「サムギョプサル」と全く同じです。

韓国で焼肉を食べに行くと、大抵パンチャンと呼ばれるおかずが色々と置いてあり、セルフで自由に食べることが出来ます。

そこでネギや大根の漬物などを取ってきて、一緒に食べるのが定番です。

その他、一品料理として「テンジャンチゲ」が一緒に付いてくるケースも多いですね。

チャドルバギのその他の食べ方

サムギョプサルのように焼いて食べる食べ方は一般的ですが、「チャドルバギ」にはその他の食べ方もあります。

それがトッポギやスープに入れて食べる食べ方です。

スープに入れて食べるパターンは、家庭で作る場合が多いですね。

 

チャドルバギの簡単レシピをご紹介

「チャドルバギ」を自宅でも作って食べたい方のために、簡単なレシピをご紹介します。

レシピと言ってもほぼ焼くだけなので特別な事はありませんが、タレは日本とは異なります。

材料(1~2人前)
牛薄切り肉 300g程度
にら 1束
もやし 1袋
タレ
ごま油 適量
少々
長ネギ 少々

作り方

  1. にらを5cm幅にカットし、肉ともやしと一緒に焼く
  2. 長ネギを小口切りにして、薬味にする
  3. タレはごま油と塩を混ぜて作る
  4. 肉と野菜が焼けたら、タレに付けて食べます

韓国ではごま油と塩のタレが一般的ですが、お店によってはポン酢のようなものを出しているところもありますので、それでも構いません。

好みに応じてキムチやサムジャンも買ってきて食べるのもありでしょう。

以下の動画では、肉の他にホタテやマツタケを一緒に焼いて食べていますね。

ちょっと贅沢ですが、余裕のある人は試してみると良いかもしれません。

 

美味しいチャドルバギを食べられるお店は?

最後に、チャドルバギを食べられるお店をご紹介します。

「チャドルバギ」は普通の焼肉屋さんでも置いているところもありますが、やはり専門店がおすすめです。

이차돌イチャドル

「チャドルバギ」の専門店として有名なのが「이차돌イチャドル」。

イチャドル

若者が集まる街「ホンデ」にも店舗があります。

이차돌イチャドル」の特徴は、チャドルバギと一緒にすし飯を焼いて一緒に食べる「チャドルバギ寿司」。

チャドルバギ寿司

以下の動画では「이차돌イチャドル」の雰囲気がマルっと分かる内容になっています。

住所 ソウル特別市 麻浦区 西橋洞 366-1, トンチョンビル 1F(서울특별시 마포구 서교동 366-1, 동천빌딩 1F)
最寄り駅 地下鉄2号線弘大入口(ホンデイプク)駅 9番出口 徒歩8分
営業時間 午前11時〜夜中1時
定休日 年中無休

봉산집ポンサンチプ

もう一店美味しい「チャドルバギ」が食べられるお店が「봉산집ポンサンチプ」。

ポンサンチプ

このお店は外観は庶民的ですが、芸能人もお忍びで来るほどの人気店。

ポン酢のようなさっぱりとしたタレが美味しさの秘訣です。

ポンサンチプ

住所 ソウル市龍山区龍山洞3街1-21(서울특별시 용산구 용산동3가 1-21)
最寄り駅 地下鉄6号線「三角地駅」13番出口から徒歩2~3分
営業時間 午前11時〜夜22時
定休日 年中無休

 

「チャドルバギ」のまとめ

今回は韓国の隠れグルメ「チャドルバギ」についてご紹介しました。

豚肉がメインのイメージの韓国でひときわ人気を集めているおすすめのグルメ。

日本でも専門店ではないかもしれませんが、チャドルバギを食べられるお店はあるようですので、見つけたら一度試してみてはいかがでしょうか。

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