「カルビタン」とは？美味しい作り方・レシピと食べ方などをご紹介

韓国で美味しいお肉を使った料理の１つが「カルビタン」。

名前から察するにカルビを使った料理だろうけど実際はどんな料理？と思ってませんか？

「カルビタン」は韓国に行ったらぜひ一度食べてみて欲しい韓国料理です。

そこで今回は「カルビタン」について特集します！

作り方のレシピや美味しい食べ方、おすすめのお店までをまとめてご紹介したいと思います。

「カルビタン」とは？

「カルビタン」は、牛カルビを煮込んで作ったスープ料理です。

カルビと聞くと、てっきり焼肉のような料理と思っていた方もいるかもしれません。

「カルビタン」は韓国語で「갈비탕」と書きます。

「탕タン（湯）」はスープ全般を指す言葉で、他にも「설렁탕ソルロンタン」や「곰탕コムタン」と呼ばれる料理などがあります。

「カルビタン」はカルビと一緒に大根や長ネギ、そしてニンニクなどを煮込んで作ります。

さらにナツメやタンミョン（韓国の春雨）などが入っているのが一般的です。

カルビはよく煮込まれて骨からホロっと取れ、とても柔らかくて食べやすいです。

スープも牛骨のダシの旨味と、塩・こしょう・ニンニクなどであっさりと整えられた飲みやすさがあります。

カルビタンの食べ方は？

「カルビタン」を注文すると、基本的に白ご飯とキムチが付いてきます。

多くの場合が春雨が入っているので、カルビタンスープとしてご飯やキムチとして食べるのが一般的です。

白ご飯をスープの中に放り込んで「カルビタンクッパ」にして食べる方法もあります。

カルビタンには既に味付けがしてあるのですが、好みで塩や胡椒を足して食べたりもします。

まずは出てきたオリジナルの味をスープとして味わってから、調味料を入れたりクッパにしたりして楽しみましょう。

カルビタンとソルロンタンの違いは？

同じ牛肉を使った韓国のスープ料理として「ソルロンタン」というものが「カルビタン」と混同されがちです。

「ソルロンタン」も牛を長時間煮込んで作るスープ料理なんですが、煮込む部位が「カルビタン」と異なります。

「カルビタン」がカルビだけを煮るのに対して、ソルロンタンは牛骨に加えて、頭、足、舌、胸部などあらゆる部位を一緒に煮込みます。

カルビタンはスープの色も薄くてすっきりしていますが、ソルロンタンは白く濁ったスープで脂っこさがあります。

また、カルビタンには春雨が入っている他、大根などの野菜も入っていますが、ソルロンタンには基本的に素麺とネギが入っています。

とイメージしておけば問題ないかと思います。

カルビタンの簡単レシピをご紹介

「カルビタン」はどれくらいのグレードのカルビを買うかに左右されがちな料理です。

自宅では本格的なものを作るのは難しいと思いますが、カルビタン風のスープを作るためのレシピをご紹介します！

作り方

以下の動画では本格的なカルビ肉を使ったカルビタンの作り方を分かりやすく紹介してくれていますよ。

カルビタンにおすすめのカルビはコストコでも売っているらしいです。

カルビタンのレトルトは？通販情報をご紹介

自分で作るのは手間だからレトルトを買いたいという人のために通販情報をご紹介します。

以下の商品はソウルの現地でもお土産として買って帰る人がいる人気商品です。

一度試したい人も1個からセットまで販売しているのでおススメです。

韓国で美味しいカルビタンを食べられるお店は？

最後にソウルでおすすめのカルビタン専門店をご紹介します。

남포면옥ナムポミョノク

ソウルでカルビタンを食べるならおすすめなのが「남포면옥ナムポミョノク」。

2017~2019年の3年間で連続ミシュランガイド入りを果たした人気店です。

明洞の近くにある「乙支路入口（ウルジロイプク）駅」にあります。

お値段は10,000ウォン（約1,000円）で食べられますよ

「カルビタン」のまとめ

今回は韓国の「カルビタン」についてご紹介しました。

カルビタンは高級なカルビ肉をじっくり煮込んで旨味を引き出したおすすめの韓国料理。

辛いものが苦手な人でも美味しく食べられる韓国料理の1つなので、機会があればぜひ一度試してみてくださいね！