「私は」の韓国語は?「私」のハングルと「私は〜です」の表現解説!
「私は」は韓国語で「저는」と言います。
「私」という単語は「저」と「나」の2種類あり、相手によって使い分けます。
また、「私が」と言いたい場合は「私」の単語が変わるんです。
今回は2種類の「私」の使い分け方と「私が」「私を」などの言い方について解説していきたいと思います。
「私は〜です」という基本フレーズを覚えれば、自己紹介の場面で多様に表現できるようになりますよ!
「私」の2種類の韓国語「チョ」と「ナ」
まず、最も基本的な「私」という単語は「저」と「나」になります。
韓国語の「私」は男性、女性に関わらず同じです。
「저」というのは自分を少し低くして「わたくし」というニュアンス。いわゆる謙譲語になります。
目上の人や初対面の人などに対して「私」という場合は「저」を使います。
一方「나」というのはもっとフランクな「私」の表現。
友達や年下などに対して使い、男性が使うと「僕」や「俺」といったニュアンスです。
初対面の人に「나」と言うと少し失礼な感じに取られる場合があるので、気をつけましょう。
「私は」の韓国語は「チョヌン」と「ナヌン」
「私は」という時は、先ほど紹介した「저」と「나」を使って表現します。
「〜は」という助詞は「은/는」で、パッチムの有無によって使い分けます。
パッチムとは、ハングル文字が「子音(初声)+母音(中声)+子音(終声)」の組み合わせの時、最後にくる「子音(終声)」の事を指します。 ex.パッチムを持つ文字
パッチムの種類や発音について以下の記事で解説していますので、詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
「저」と「나」はどちらもパッチムがないので、「는」を付けて「저는」「나는」となります。
発音は基本的にどちらもカタカナ読みで十分通じますが、敢えてポイントをあげるなら「チョ」の音。
日本語の「オ」より少し口を縦に大きく開けて「ア」を出す形で「オ」と言います。
韓国語の母音と子音の発音を知りたい方は以下の記事をご覧ください。
この他「저」と「나」を使って表現出来るものは「私を」や「私に」「私と」など。
「〜を」は「을/를」、「〜に」は「한테」、「〜と」は「하고」という助詞を使います。
以下は「私を」「私に」「私と」の表現になります。
私 | 私を | 私に | 私と |
---|---|---|---|
저 | 저를 | 저한테 | 저하고 |
나 | 나를 | 나한테 | 나하고 |
では、最も基本的な「私は〜です」という文法を例文で見てみましょう。
「私は〜です」の例文
「〜です」の言い方は3種類あり、「예요」「이에요」「입니다」です。
それぞれの使い分け方は以下の記事で詳しく解説していますので、そちらをご覧ください。
私は日本人です
저는 일본 사람이에요.
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「日本人」は「일본 사람」と言います。
私は主婦です
저는 주부예요.
|
主婦は「주부」と言います。
「私が」は韓国語で「チェガ」「ネガ」
「私が」という場合の「私」は「저」と「나」ではなく「제」と「내」になります。
「〜が」という助詞は韓国語でも「가」なので「私が」は「제가」と「내가」になります。
「私が〜です」という表現を例文で見てみましょう。
私がミエコです
제가 미에코예요. |
「ミエコさんはどなたですか?」と聞かれた時などに「私が〜」と答えます。
私がやります
제가 하겠습니다. |
「やります!」は「하겠습니다」と言います。
「私は」の韓国語まとめ
今回は「私は」の言い方と「私」の様々な言い方・使い方についてお伝えしました。
最後にポイントをまとめておきます。
- 「私は」の韓国語は「저는」「나는」
- 「저」は謙譲語の「私」、「나」はフランクな「私」
- 「私を」「私に」「私と」の「私」にも「저」と「나」を使う
- 「私が」の「私」は「제」と「내」で「제가」「내가」
「私は〜です」は韓国語を学び始めた人が最初に覚える基本フレーズ。
「저」と「나」の使い方を覚えて、ぜひ色々な表現を出来るようになってくださいね!
今回お伝えしたのは「主語(主格)」としての「私」の使い方。
例えば「私は(名前)です」は「私の名前は〜です」と言うこともできます。
所有を表す「私の〜」の言い方を以下の記事で表現していますので、こちらもぜひご覧くださいね!
また、すぐ使える自己紹介のフレーズを以下でご紹介しています。
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