「トッケビ」の意味は死神?韓国語とドラマのあらすじ・相関などを解説
2016年から2017年にかけて韓国で大ヒットとなり、今もよく話題にあがるドラマ「トッケビ」。
「トッケビって韓国語でどういう意味?」「ドラマのあらすじや関係は?」などのいまだに疑問の人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は韓国の「トッケビ」を特集!
「トッケビ」の韓国語や意味、ドラマのあらすじや関係についてまとめてみました。
「トッケビ」とは?韓国語と意味を解説!
「トッケビ」とは、朝鮮半島に昔から伝わる「妖怪」の事になります。
「え?妖怪?ドラマのパッケージはそんな感じじゃないけど・・・」と思われるかもしれませんね。
「トッケビ」は韓国語で「도깨비」と書きます。
「妖怪」という言葉だけで、あまり現実的な生き物ではない(架空の生き物)というイメージですよね。
実際、韓国人の間でもトッケビのイメージというのは曖昧で、中国で言うところの「鬼神」、日本で言う「鬼」のようなイメージを持っている人が多いです。
日本の鬼のように、昔話の絵本に登場し、手には金棒のようなものをもっていますね。
そのため、日本語では「鬼」と訳した方がイメージが伝わりやすいのでしょう。
ただ、日本の鬼というと恐いイメージしかありませんが、トッケビには以下のような側面もあるようです。
- 人に財物をもたらすこともある
- 悪い人には不幸をもたらすけど、良い人には幸福をもたらす
「鬼神」というと「死神」のようなイメージもありますが、「トッケビ=死神」ではありません。
ドラマ「トッケビ」は意味が分からない?あらすじと相関性は?
さて、「トッケビ」の意味を分かったところで、ドラマ「トッケビ」に関して見ていきましょう。
まず、ドラマの中ではコン・ユが演じる主人公の「キム・シン=トッケビ」という設定になっています。
高麗時代の英雄だったキム・シンが死の狭間で「トッケビ」として不滅の命を与えられた存在になり、現代に至ります。
トッケビとして死を許諾されない苦悩で生き続ける中、出会ったのがキム・ゴウン演じる「チ・ウンタク」。
ウンタクはトッケビに唯一死をもたらす事が出来る「トッケビの花嫁」という立場です。
ここで、「死をもたらして欲しいトッケビとしての想い」と「ウンタクと共にするために死にたくない人間としての想い」の葛藤を描く構図の恋愛ドラマになっています。
このスピリチュアルな要素を含む上で、韓国人なら誰もが知ってる妖怪「トッケビ」を用いたわけですね。
「死」という概念が常に付きまとうドラマのため、「死神」や「赤い服の女」など、スピリチュアルなキャストが絡んでより複雑に。
ドラマを見た人の中には「トッケビは意味不明」という意見の人も少なくないようです。
ただ、こういった背景と繋がりを分かってみると、恋愛ドラマのメインのあらすじはシンプルなので、楽しめるのではと思います。
ファンタジードラマでありながら、友情や恋愛などの人間ドラマを描いた作品の世界観にハマれたら良いですね!
韓国の「トッケビ」まとめ
今回は「トッケビ」の韓国語と意味、ドラマとの関連性について解説しました。
少し前のドラマにはなりますが、現在でも人気の高いヒット作。
意味を分かって観ると、より楽しめるようになるかもしれませんね!