「ヤンニョム」とは?韓国の伝統ソースの意味や作り方をご紹介!

ヤンニョム

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韓国料理に関する事になると必ず出てくるワードが「ヤンニョム」

「よく聞くけどヤンニョムってどんなもの?」と思っている方も多いのでは?

そこで今回は韓国料理には欠かせない調味料「ヤンニョム」を特集!

韓国語から意味、自家製での作り方まで分かりやすくご紹介していきます!

 

「ヤンニョム」とは?韓国語と意味・作り方をご紹介!

「ヤンニョム」とは韓国の「合わせ調味料の総称」になります。

韓国料理と言えば、赤くて辛いイメージがありますよね。

それらの料理のほとんどに、この合わせ調味料「ヤンニョム」が入っています。

ヤンニョム

「ヤンニョム」は韓国語で「양념」と書き、漢字にすると「薬念」です。

漢字から見ても分かる通り、「健康や栄養」という意味を含んだ言葉で、日本語の「薬味」と似たニュアンスです。

味噌のように基本的に固形なので「醤(ジャン)」を付けて「ヤンニョムジャン(양념장)」と呼んだりもします。

ヤンニョムを作る時に使われる主な調味料は以下のようなものです。

調味料系 コチュジャン、醤油、粉唐辛子、テンジャン、ごま油、塩、コショウ、酢、砂糖、すり胡麻など
香味野菜系 ニンニク、ショウガ、ねぎなど
果実系 なし、りんごなど

コチュジャンや粉唐辛子が入っていることがほとんどなので、「赤くて辛いソース」というイメージですが、そうでない場合でも合わせ調味料は「ヤンニョム」になります。

自家製ヤンニョムを作りたいという方のために、簡単なレシピをご紹介しておきます。

材料
煮干し 30g
昆布 10cm
ぬるま湯 カップ2
白玉粉 大さじ1
はちみつ 大さじ1
砂糖 大さじ1/2
粉唐辛子 50g
アミの塩辛 50g
りんご(すりおろし) 1/2個
ニンニク(すりおろし) 1~2かけ
しょうが(すりおろし) 20g
白ごま 大さじ1

作り方

  1. 煮干しは内臓を取り除き、昆布、ぬるま湯とともに鍋に入れ、30分間つけておく。その後、中火で煮立たせ、昆布をあげてアクを取り、弱火で10分間煮る。火を止め、こして煮干しを取り除き、だし汁を鍋に戻す
  2. 再び弱火にかけ、倍の量の水で溶いた白玉粉を加え、木べらで混ぜながらとろみがつくまで煮る。フツフツと煮立ってきたら、はちみつと砂糖を加えて混ぜる。
  3. ボウルに粉とうがらしを入れ、煮汁を加えて木べらで混ぜ合わせ、完全に冷ます
  4. あみの塩辛を包丁で細かくたたき、リンゴ、ニンニク、ショウガ、白ごまと一緒にボウルに加える。全体をよく混ぜ合わせ、密封容器に移して完成

冷凍庫で2~3週間保存可能なので、色々な料理に使うことが出来ますよ!

「ヤンニョム」の使い方は?

ヤンニョムは基本的に韓国料理の味のベースになっている調味料です。

なので、色々な料理にヤンニョムを入れるだけで、韓国料理っぽい味を出すことが出来ます。

その中でも特に人気のメニューといえば、やはり「ヤンニョムチキン」でしょう。

ヤンニョムチキン

韓国人はフライドチキンが大好きな民族。

チキン(치킨チキン)とビール(맥주メクチュ)の組み合わせを「치맥チメク」と呼んだりして、盛り上がっています。

通常のフライドチキンとは違って「ヤンニョム」で味付けされたのが「ヤンニョムチキン」。

ピリッと甘辛い味が絶妙でチキンとよく合います。

家で作る場合は、唐揚げにヤンニョムを和えて、その上に白ごまを振るだけで出来上がります。

お好みでケチャップや蜂蜜を加えて味を仕上げてください。

お手軽に出来るという意味では、以下のようなものもおススメですよ。

市販のヤンニョムのおすすめは?

手作りで作るのは面倒だけど、自家製ヤンニョムが欲しいという方には以下のような商品もあります。

白菜に絡めれば、キムチを作る事も出来ます。

また、手軽にかけるだけで美味しいソースをお求めの場合は、以下の商品がオススメですね。

 


「ヤンニョム」のまとめ

今回は韓国の合わせ調味料「ヤンニョム」についてご紹介しました。

ヤンニョムは作るのも簡単で、色々な料理に使える万能調味料。

是非一度試しに作ってみてはいかがでしょうか?

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