「ヘムルタン」とは？韓国旨辛海鮮鍋の本格レシピや食べ方をご紹介

韓国旨辛鍋料理の１つが「ヘムルタン」。

有名な韓国料理に比べるとあまり聞いたことがない名前かもしれません。

今回はそんな韓国の鍋料理「ヘムルタン」の味や食べ方・簡単レシピまでまとめてご紹介します。

「ヘムルタン」とは？韓国語と内容をご紹介

「ヘムルタン」はピリ辛スープの海鮮鍋の事です。

「ヘムルタン」は韓国語で書くと「해물탕」。

「해물ヘムル」は漢字にすると「海物」で海鮮の事を指します。

そして「탕タン」は漢字の「湯」で、スープという意味を持っています。

有名なところだと「갈비탕カルビタン（カルビスープ）」や「곰탕コムタン（牛骨スープ）」など、聞いたことがあるのではないでしょうか。

「해물탕ヘムルタン」とよく似た料理に「매운탕メウンタン」があります。

「매운メウン」は「辛い」という意味で、「매운탕メウンタン」も辛味の鍋料理です。

ただ、「매운탕メウンタン」は魚のアラを使った鍋料理で、豪華な海鮮を使った「해물탕ヘムルタン」とは異なります。

「해물탕ヘムルタン」には店によって多少の違いはありますが、ワタリガニ、イカ、エビ、タコ、アサリ、ホタテなどが入っています。

「ヘムルタン」の味や食べ方は？

「ヘムルタン」は基本的に2人前以上で食べる鍋料理になります。

お店によっては一人用の鍋（トゥッペギと言います）で定食の形で提供していることもあります。

既に海鮮の味が染み出ているのでそのままスープと一緒に食べても十分美味しいです。

ただ、海鮮とよく合うのが「わさび醤油」。

韓国でもワサビや醤油はよく使われる調味料で、ヘムルタンを食べる時は一緒に出て来ます。

具材をある程度食べた後は、うどんやラーメンなどの麺を入れて食べたりもします。

そして、最後のシメには、鍋にご飯を入れて炒めたチャーハン（韓国語で볶음밥ポックムパプ）。

辛い鍋料理のシメとしてはチャーハンがよく食べられます。

ヘムルタンの作り方は？簡単レシピをご紹介

ヘムルタンは基本的にコチュジャンをベースにした鍋料理なので、難しい工程はありません。

ここでは家庭でも簡単に作れるヘムルタンのレシピをご紹介します。

作り方

ポイントは韓国の調味料「ダシダ」を加える事です。

辛さも好みでコチュジャンを加えながら調整しましょう。

美味しいヘムルタンはどこで食べられる？

ヘムルタンは海鮮がメインの鍋なので、やはり海辺の町が有名です。

韓国で海鮮と言えば、釜山やチェジュ島になります。

ただ、ソウルでも明洞や東大門といった観光客が集まる街で食べることが出来ます。

特にヘムルタンの専門店では美味しいヘムルタンが食べられるので、専門店に行くのがおすすめですよ

「ヘムルタン」まとめ

今回は韓国の旨辛海鮮鍋「ヘムルタン」についてご紹介しました。

「ヘムルタン」は家庭でも比較的簡単に作れる料理です。

もし韓国に行く機会があれば、本場の味もぜひ試してみてくださいね。