「チョルミョン」とは?簡単レシピと通販情報・ビビン麺との違いも解説
今回ご紹介するのは韓国のピリ辛麺料理「チョルミョン」です。
ピリ辛の麺料理と聞くと「ビビン麺」が真っ先に思い浮かびますよね。
しかし、韓国では「チョルミョン」もとても人気があるグルメの1つです。
今回は「チョルミョンとは?」という素朴な疑問からレシピ・通販情報までまとめてご紹介したいと思います。
「チョルミョン」とは?ビビン麺との違いも解説
「チョルミョン」は小麦粉で作ったピリ辛味の韓国麺料理です。
「チョルミョン」は韓国語で「쫄면」と書きます。
「면ミョン」は「麺」という意味ですが、「쫄」は「쫄깃하다(モチモチ・シコシコする)」という言葉に由来すると言われています。
名前の由来通り、チョルミョンの麺はモチモチしてコシのある麺です。
具材にはもやし、キャベツ、にんじん、きゅうりなどのいろんな野菜が入っており、上にゆで卵が乗っているのが一般的。
甘酸っぱくて少し辛いソースがかけられていて、全体を混ぜて食べます。
「チョルミョン」は韓国では中高生が間食として食べるファストフード的な存在。
トッポギのようにテイクアウトのスタイルではないですが、お店に座ってワイワイしながら食べるというイメージです。
さて、「ビビン麺」は韓国語で書くと「비빔면(混ぜる麺)」になります。
チョルミョンも確かに混ぜて食べる麺料理なので、言ってみれば「ビビン麺」ですが、韓国では一般的に「ビビン麺」=「ビビン冷麺」の事を指します。
冷麺はそば粉やでんぷん等を材料にして作った麺です。
小麦粉で作ったチョルミョンよりも麺が細くてつるっとしています。
冷麺には冷たいスープに入った「水冷麺(물냉면)」と、汁なしで辛いソースがかかった「ビビン冷麺(비빔냉면)」があります。
チョルミョンの美味しい食べ方は?
チョルミョンも基本的には「ビビン麺」と言えます。
複数の野菜の上にゆで卵が乗っています。
かかっているソースは甘酸っぱくもあり、少し辛みがあります。
「思ったより辛い!」と思った時は、卵を上手に混ぜながら食べるのがオススメです。
また、チョルミョンと一緒に必ず出てくるのが「たくあん」。
日本ではあまりないかもしれませんが、韓国の麺料理のトッピングではたくあんが一般的です。
たくあんは基本的に食べ放題なので、辛さが苦手な人は多めに取っておくのがおすすめですよ!
チョルミョンの簡単レシピをご紹介
チョルミョンは麺は既成品を使うので、ポイントはソースの作り方になります。
材料(1~2人前) |
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チョルミョン | 2玉 |
キャベツ | 1/4玉 |
もやし | 1袋 |
キュウリ | 1本 |
人参 | 1/2本 |
ソース |
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コチュジャン | 大さじ2 |
唐辛子粉 | 大さじ2 |
醤油 | 大さじ2 |
砂糖 | 大さじ2 |
酢 | 大さじ4 |
おろしにんにく | 大さじ1 |
おろししょうが | 少々 |
コショウ | 少々 |
作り方
- もやしを茹でて、水で冷やしておく。その他の野菜は千切りにし、茹で卵を作っておく
- ソースの材料を混ぜて作り、チョルミョンを5分間茹でる
- 器にチョルミョンを入れ、具材とソースをかけて完成
お好みでごま油をかけたり、たくあんやキムチを添えて食べましょう。
以下の動画では、隠し味にからしを使ったソースをご紹介してくれています。
チョルミョンのおすすめ通販は?
「ソースを作るのは手間だから、全てセットがいい」という人もいますよね。
そんな人におすすめなのが以下の商品。
チョルミョン420gに甘辛ソースが2袋付いた2人前のセットになっています。
美味しいチョルミョンを食べられるお店は?
韓国で美味しいチョルミョンを食べたいならおすすめなのが「新浦ウリマンドゥ(신포우리만두)」。
仁川の「新浦国際市場」の近くに本店があり、各地にチェーン店も展開しています。
元祖チョルミョンを味わえるお店ですよ。
チョルミョンまとめ
今回は韓国のピリ辛麺料理「チョルミョン」をご紹介しました。
チョルミョンは学生にも人気の手軽な韓国料理。
韓国に行った際にはぜひ一度試してみてくださいね!