「美味しかった」は韓国語で何?書き方・読み方・発音と定番フレーズ
食事をおごってもらった時などに、必ず言いたいのが「美味しかった」の一言。
同じ「美味しかった」という意味でも使う相手や場面に従って表現は変わります。
今回は、様々な「美味しかった」のハングルの書き方と発音、そしてよく使う定番のフレーズまでをご紹介したいと思います。
「美味しかったです」は韓国語で「マシッソッソヨ」
韓国語で「美味しかったです」という言い時は「マシッソッソヨ」と言います。
「マシッソッソヨ」をハングルで書くと「맛있었어요」になります。
韓国語の「美味しい」という形容詞は「맛있다」で、ここから「美味しいです(現在形)」「美味しかったです(過去形)」など色々と活用していきます。
「맛」は「味」という意味で「있다」は「ある」という意味。
直訳すると「味がある」となり、それが「美味しいです」という意味の形容詞として使われています。
「美味しい」から「美味しかった」へ。韓国語での過去形の作り方
韓国語で「美味しかったです」という過去形を作るには、まず「美味しいです」という現在形の作り方を知りましょう。
「美味しいです」というのは「マシッソヨ(맛있어요)」と言いますが、これは原型「맛있다」に「です」の「요」をつけた形になります。
これを過去形にする時は、現在形の「맛있어요」の「어요」を過去形を表す「었어요」に変えれば出来上がります。
用言(動詞・形容詞)の過去形の作り方は全て同じ形です。詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
「美味しいですか?」と聞く時は「マシッソヨ?」とそのまま疑問系にして文末をあげるだけでOKです。
「美味しかったですか?」と韓国語で聞く場合は「マシッソッソヨ?」
逆に「美味しかったですか?」と韓国語で聞きたい場合は「マシッソッソヨ?(맛있었어요?)」と過去形に疑問符をつけるだけでOK。
韓国語の疑問文の作り方はとても簡単なので、是非使ってみてくださいね。
「美味しかった」。韓国語のその他の表現
韓国語では同じ「美味しかった」という内容でも、伝える相手や場面によって言い方が変わります。
友達や近い関係で使う「マシッソッソ(맛있었어)」
「マシッソッソヨ?(맛있었어요)」から「ヨ(요)」が抜けた「マシッソッソ(맛있었어)」。
「ヨ(요)」は「〜です」と丁寧な文末表現でしたね。それが抜けると、友達や目下の人に使うタメ口(パンマル)になります。
より丁寧な表現「マシッソッスムニダ(맛있었습니다)」
韓国語には「〜です」という時に「요」をつける他に「ㅂ니다/습니다」をつける表現もあります。
これは「ハムニダ体」と言って目上の人などにより丁寧な言葉として使います。
ハムニダ体を疑問形にする場合は最後の「다」を「까」に変えて、「ㅂ니까?/습니까?」となるので気をつけましょう。
「美味しかった」を強調する定番の韓国語単語
「美味しかった」という表現をさらに強調してくれる単語をご紹介します。
정말(チョンマル) ・・・本当に
너무(ノム) ・・・非常に、とても
아주(アジュ) ・・・非常に、とても
基本的には「本当に」とか「とても」というニュアンスの言葉で、「진짜(チンチャ)」「정말(チョンマル)」を使うことが比較的多いですね。
どれを使っても大体意味は同じなので、覚えやすそうなものから覚えましょう。
「美味しかった」でよく使う定番の韓国語のフレーズ
最後に、よく使う定番のフレーズをいくつかご紹介します。
맛있었어요? (マシッソッソヨ?)
美味しかったですか?
정말 맛있었어. (チョンマル マシッソッソ)
本当に美味しかった。
한국요리 맛있었죠? (ハングンヨリ マシッソッチョ?)
韓国料理、美味しかったでしょ?
네,맛있었습니다 (ネ、マシッソッスムニダ)
はい、美味しかったです。
まとめ
今日は韓国語で「美味しかった」と表現する様々なパターンをご紹介しました。
まずは基本の「マシッソッソヨ」を覚えたら、「本当に」などの強調表現も加えてバリエーションを増やしてみてくださいね。