韓国の「ポシンタン」とは?ハングルと犬鍋の食べ方などをご紹介!
韓国料理の「ポシンタン」って聞いたことありますか?
実は「ポシンタン」は犬の肉を使ったスープ料理です。
「え?犬を食べるの?」と驚かれる方もいるかもしれませんが、韓国では歴史ある料理。
そこで今回は韓国の「ポシンタン」をご紹介してみたいと思います。
「ポシンタン」とは?
「ポシンタン」は犬の肉を使った鍋の事です。
「ポシンタン」は韓国語で書くと「보신탕」で、漢字にすると「補身湯」になります。
漢字からも分かるように「身を補うスープ」、つまり栄養価が高いスタミナ料理という意味です。
暦上で最も暑いとされている伏日(ポンナル)の伝統食として食べられてきました。
動物愛護の観点から色々と議論されてきた面もありますが、現在でも「ポシンタン」を提供しているお店は韓国各地にあるようです。
ポシンタンの味や食べ方は?
日本では食べる事のない犬の肉ですが、肉の食感は弾力のある鶏肉のような感じ。
部位によってはちょっとプルっとしたコラーゲンのような食感もあります。
クセはそこまで強いわけではないですが、独特のにおいを緩和するために、ネギやセリ、エゴマの葉などの香味野菜と一緒に煮込みます。
そのため、初めて食べる人も意外とクセが少なくて食べやすい工夫がされています。
また、ピリッと辛い味付けも韓国らしさを感じられる鍋料理です。
韓国で美味しいポシンタンが食べられるお店は?
韓国で一度ポシンタンを食べてみたいという人におすすめなのが「サムデプルロチプ(3대불로집)」。
カンナムに店舗を構えたお店で、暑い夏場には外のテラスで食事を楽しむことも出来ます。
複数人で囲む鍋スタイルではなく、1人ずつ器で提供されますので、日本人にも食べやすいスタイルですね。
「ポシンタン」まとめ
今回は韓国の伝統鍋料理「ポシンタン」についてまとめてご紹介しました。
「犬肉」というと抵抗がある人が多いかもしれませんが、韓国の1つの文化として知っておくのも大切。
興味がある方は一度試してみても良いのではないでしょうか。