韓国語の「ハジマン」ってどんな意味?ハングルと使い方を解説!
韓国語学習者なら一度は耳にしたことがあるかと思われる「ハジマン」というフレーズ。
「ハジマン」は「でも」や「だが」という意味の韓国語です。
「ハジマン」以外にも似たニュアンスの韓国語はあるので、「どう違うの?」と思ってる方もいるのでは?
そこで今回は韓国語「ハジマン」のハングルと意味、使い方についてまとめてみました!
「ハジマン」以外によく使われる「でも」の韓国語もご紹介しますので、ぜひ最後までご覧くださいね!
韓国語「ハジマン」のハングルと意味
「ハジマン」はハングルで書くと「하지만」。
「하지만」は「でも」と「だが」などの意味で「文頭(文章の頭)」で使う韓国語です。
「でも」と「だが」などで辞書を調べるとこの「하지만」がよく出て来ますが、実際は少し固い言葉。
日常会話というよりも書き言葉として使われることの方が多い印象です。
「ハジマン」を使った韓国語フレーズ
では、実際の例文で「하지만」の使い方を見てみましょう。
彼は背が高い。でも足は小さい
그는 키가크다.하지만 발은 작다. |
辛い食べ物が好きです。だがキムチは食べられません
매운 음식을 좋아해요.하지만 김치는 못 먹어요. |
このように、前の文章と対象的な文章を続ける時に使うイメージになります。
「ハジマン」と同じ意味の韓国語「クンデ」とは?
「クンデ」は「でも」「だが」という意味で日常的によく使う韓国語です。
「クンデ」はハングルで書くと「근데」。
「근데」は「하지만」と比べて、話し言葉として頻繁に使います。
「근데」は元々「그런데」という単語の短縮形で、少し砕けた印象の言葉になります。
会話の中で使うと非常にネイティブっぽさを出せる一言なので、ぜひ覚えてみて下さい。
また「그런데」と「그런니까」を混同してしまう人がいる(頭が「クロ」だから?)のですが、「그런니까」は「だから」という意味になるので気を付けましょう。
「ハジマン」とよく似た発音の韓国語
「하지만」と発音が非常によく似ているけど、ちょっと意味が違う韓国語もあります。
ここではよく出てくる2つの韓国語をご紹介します。
ハジマ
「ハジマ」は「するな」とか「やめて」という意味の韓国語です。
カタカナで書くと「ハジマン」と一文字違いなので、聞き間違えやすいですね。
「ハジマ」はハングルで書くと「하지마」になります。
「する」という意味の「하다」と「~するな」という意味の「지마」を組み合わせたフレーズです。
チェソンハジマン
「チェソンハジマン」は「すみませんが」という意味の韓国語になります。
確かに「ハジマン」という言葉が入っていますね。
「チェソンハジマン」は「죄송하지만」と書きます。
「申し訳ない」という意味の「죄송하다」と「~だが」の「지만」が組み合わさった言葉です。
「하지만」も「지만」が入っていて逆接のフレーズなのですが、「하지만」はそれ1つで成立している「接続詞」になります。
「지만」は色々な動詞や形容詞と組み合わせて使える言葉なので、ぜひ覚えてみて下さいね。
例- 예쁘지만・・・可愛いが
- 빨리 갔지만・・・速く行ったが
韓国語「ハジマン」のまとめ
今回は韓国語の「ハジマン」の意味と使い方をご紹介しました。
「ハジマン」は日常会話で使っても間違いではありませんが、「근데」を使う方がより自然です。
場面ごとに使い分けられるように、ぜひ覚えてみて下さいね!