「プデチゲ」とは?韓国の大衆麺料理のレシピや美味しい食べ方をご紹介
今回ご紹介するのは韓国の麺料理「プデチゲ」。
「プデチゲ」とは大衆的な韓国料理の一つで、時にB級グルメとも呼ばれる鍋料理です。
「本格的な作り方や食べ方は?」「キムチ鍋とは違うの?」などの疑問を持っている方もいるかと思います。
そこで今回は「プデチゲ」のレシピや食べ方などをまとめてお伝えしていきたいと思います!
「プデチゲ」とは?キムチ鍋との違いも解説
「プデチゲ」とは肉、野菜、豆腐などの一般的な具材と一緒に、ソーセージやスパム、そしてインスタント麺を入れた鍋料理の事です。
「プデチゲ」は韓国語で書くと「부대찌개」。
「부대」は「部隊」という意味で、「부대찌개」は「部隊鍋」という意味になります。
朝鮮戦争以降に、アメリカ軍から流れてきたスパムやソーセージをキムチチゲに入れたのが始まりと言われています。
軍部隊の多かったソウル近郊で流行したことから「部隊鍋」と呼ばれるようになりました。
ソーセージやスパム、インスタント麺などジャンクなイメージの具材が主で、高級食材などは一切ないのでB級グルメと呼ばれたりもします。
基本的に辛いスープで煮込んでいることからキムチ鍋と似ていますが、ソーセージやスパムなどの具材が入っている点が異なります。
お店で注文した時は大きい鍋で2~3人前で出て来ます。
最近ではチーズやモチなどを入れたアレンジも人気がありますね。
プデチゲの作り方は?辛ラーメンを使った超簡単レシピをご紹介
プデチゲを作るのには特別な技術は必要ありません。
材料は一般的な鍋の具材にソーセージとスパムを加えるだけですよね。
ポイントは「スープの味」になってきますが、ここでは超簡単な「辛ラーメン」を使った作り方をご紹介します。
すでに味が調えられたスープの素を使って1人分のプデチゲを作るのに便利です。
用意する材料は以下。
材料(1人前) |
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辛ラーメン | 1袋 |
豚肉細切れ | 50グラム |
玉ネギ | 1/4個 |
スパム | 25グラム |
ソーセージ | 2~3本 |
ネギ | 1/4本 |
もやし | 100グラム |
作り方
- スパム、ソーセージ、野菜類は薄切りにする
- 豚肉をフライパンで炒める
- 2に水を入れて火にかけ、沸騰したら切っておいた野菜とスパム、ソーセージを入れる
- 野菜が煮えてきたら最後にラーメンとスープを入れ、ひと煮立ちしたら完成
辛ラーメンのスープは結構辛いので、お好みでスープ粉末の量を調整したり、卵やチーズを加えるのもおススメです。
スープから作る本格的な作り方は以下の動画で分かりやすく解説してくれていますので、参考にしてみてください。
この場合はインスタント麺を別途用意する必要がありますが、おすすめなのが「サリ麺」。
「サリ麺」は韓国のオットギというメーカーが販売しているスープなしのインスタント麺です。
鍋料理などの締めの麺として使うのにとても便利なインスタント麺ですよ!
プデチゲのおすすめ市販品は?
「一から作るのはちょっと面倒、でも本格的なプテチゲを食べてみたい」という人は市販品を利用するのもアリです。
おすすめは「ビビゴ / bibigo」の「プデチゲ」。
「ビビゴ / bibigo」は空港でもお土産として売られている人気の商品です。
韓国で美味しいプデチゲを食べられるお店は?
韓国には「プデチゲ専門店」もあるほど人気のグルメです。
最も有名なのは「놀부 부대찌개」というチェーン店。
赤の看板に髭と帽子の男性のロゴが目立つプデチゲ専門店です。
韓国の各地にお店があり、ソウルにも店舗がいくつかあるのでぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか?
プテチゲまとめ
今回は韓国の大衆麺料理「プデチゲ」についてまとめてご紹介しました。
「プデチゲ」はちょっとジャンクですが韓国大衆文化を感じられるおすすめグルメ。
韓国に行った際にはぜひ一度試してみてくださいね!