「ナンタ(NANTA)」とは?韓国で大人気の舞台公演をご紹介!
韓国で大人気の舞台公演「ナンタ(NANTA)」をご存じですか?
「ナンタ(NANTA)」は1997年の初公演から現在まで20年以上ロングランを続ける舞台なんです。
今では年間外国人観客数75万人以上、「ソウル10大見どころ」にも選定される「ナンタ(NANTA)」。
そんな「ナンタ(NANTA)」の由来から公演内容までをまとめてご紹介したいと思います!
ナンタ(NANTA)とは?韓国語の意味とイベントの概要をご紹介
「ナンタ(NANTA)」とは、レストランの厨房を舞台にキッチン用具を楽器として用いる非言語公演(ノンバーバルパフォーマンス)です。
「ナンタ(NANTA)」は韓国語で「난타」と書き、漢字にすると「乱打」。
文字通りキッチン道具を乱打しまくるパフォーマンスを披露する舞台です。
もちろん無鉄砲に乱打するわけではなく、韓国伝統音楽の「サムルノリ」のリズムをベースにしています。
また、舞台には厨房でありがちな場面をドラマチックに演じるストーリー性があり、飽きずに楽しめる工夫がされています。
「ナンタ(NANTA)」の大きな特徴は以下の3つです。
- 非言語公演(ノンバーバルパフォーマンス)のため、韓国語が分からなくても楽しめる
- ドラマのようなストーリー性がある
- 観客参加型で一体感を持てる
これらの特徴から、韓国のみならず世界中の人々を魅了し、観光客の来場者数を伸ばし続けています。
ナンタ(NANTA)の俳優は?専用劇場とキャスティング
ナンタ(NANTA)をプロデュースしたのは俳優・舞台演出家のソン・スンファンです。
当時は韓国で非言語劇が一般的ではなかったため、上演場所の確保が大変でしたが、現在では専用劇場が開設されるほどに成長しました。
ソウルでは明洞(명동)と弘大(홍대)といった中心部に位置取っています。
また、観光の名所「済州島(제주도)」にも劇場を持ち、外国人観光客の取り込みに成功しています。
舞台のキャスト(登場人物)は以下の5つです。
- ヘッドチーフ – シェフたちのリーダー
- セクシーガイ – 男性シェフ
- ホットソース – 女性シェフ
- 支配人 – 3人が勤めるレストランの支配人
- 甥 – 支配人の甥
黎明期には「リュ・スンリョン」や「キム・ウォネ」など、現在では有名スターに飛躍を遂げた俳優がキャスティングされていました。
現在では「RED、WHITE、BLUE、BLACK、GREEN、PURPLE、YELLOW、ORANGE、BROWN」と9つのチームが各劇場での公演を交代で行う体制になっています。
なので、どのチームに当たるかは公演当日のお楽しみという事になります。
ナンタ(NANTA)の料金とオプションメニューをご紹介
ナンタ(NANTA)の料金は席のグレードによって変わります。
料金設定は以下の3つ。
- VIP席(1階前方)-66,000ウォン
- S席(1階後方)-55,000ウォン
- A席(2階)-44,000ウォン
オンラインで予約可能な事に加え、現地でのチケット購入も可能になっています。
キャンセルは24時間前までになっていますので、その点は気を付けましょう。
また、ナンタ(NANTA)が独自で用意しているオプションメニューもあります。
例えば韓国伝統衣装の「チマチョゴリ体験」や、ナンタ(NANTA)のリズムを体験できる体験プログラム、韓国料理を味わえるパッケージなど様々です。
さらに前回のチケットを持っていたら「50%オフのリピーター割」なんてものもあります。
詳細は以下の公式ホームページから確認してみてくださいね!
ナンタ(NANTA)まとめ
今回は韓国の人気公演「ナンタ(NANTA)」についてお伝えしました。
「ナンタ(NANTA)」は総観客数1000万人超えの大人気イベント。
ソウルに行く際にはぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか?