韓国語で「ヨクシ」ってどういう意味?ハングルと使い方を例文でご紹介
「ヨクシ」は韓国語で「やっぱり」という意味です。
「やっぱり〇〇は最高だね」など「さすが」というニュアンスで使います。
「ヨクシ」は人を褒める時などに非常によく出てくる表現。
そこで今回は、韓国語「ヨクシ」のハングルと意味、使い方を紹介したいと思います。
韓国語の「ヨクシ」とは?ハングルと意味をご紹介
「ヨクシ」は韓国語で「역시」と書きます。
韓国語の「역시」は日本語で言うと、以下の2つの意味があります。
- やっぱり
- さすが
大きなくくりで言うと「さすが」は「やっぱり」の中に含まれるニュアンスでもありますが、ここでは分かりやすいように分けて解説します。
では、それぞれ例文と一緒に見ていきましょう。
「さすが」というニュアンスの「ヨクシ」
1つ目は「さすが〇〇」という意味合いで使う時の「역시」です。
基本的には褒め言葉やちょっとしたヨイショをする時などに使うパターンになります。
以下の例文で使い方を見てみましょう。
例文さすが(やっぱり)僕らは最高
역시 우리는 최고. |
さすが(やっぱり)私達の息子!
역시 우리 아들. |
どちらも「우리(私達)」という単語を使っていますが、上の文章は「自画自賛」で下は「息子の自慢」という使い方です。
韓国人は「自分たちの界隈」を指す「우리(私達)」という表現を非常によく使います。
「역시」と一緒に「역시 우리〇〇」という形は多いですね。
また、日本語では「さすがだね」と名詞の形で使ったりしますが、「역시」はそのように使えません。
「さすがだね」と韓国語で言いたい場合は「역시 대단하네(さすがすごいね)」と表現しましょう。
「やっぱり」というニュアンスの「ヨクシ」
「さすが」という意味とはちょっと違う「やっぱり」というニュアンスでも「역시」を使います。
早速例文で見てみましょう。
例文やっぱり私おかしくなったみたい
역시 나 미쳤나봐. |
やっぱり素敵
역시 멋쳐. |
これら2つは自分の推しがいる時によく使う表現です。
ニュアンスとしては「そうだと思ってたけど、やっぱりそうだ」という感じですね。
一方「やっぱり帰ろう」など、「考えを変える」という使い方は出来ません。
この部分は日本語と異なるので注意しましょう。
「ヨクシ」とよく似た韓国語に注意しよう
韓国語には「ヨクシ」と意味や発音などがよく似た単語があります。
特に混同しやすい単語をここではご紹介します。
「ホクシ」
「ヨクシ」とよく似た発音の韓国語で「ホクシ」という言葉があります。
「ホクシ」は「혹시」と書き、「もしかして」という意味の単語です。
発音がとても似ているので混同しやすいですが、全く異なる意味になります。
「ホクシ」の使い方は以下で詳しくご紹介していますので、良ければご覧くださいね。
「クァヨン」
もう一つは「クァヨン」という単語。
「クァヨン」はハングルで「과연」と書き「さすが」や「果たして」などの意味があります。
辞書で「さすが」を調べるとよく「과연」が出て来ますが、日常会話では「역시」を使うのが一般的です。
間違いではありませんが、少し硬い表現になるので文章で使われることが多い表現になります。
「ヨクシナ」
「역시」の後ろに「나」を付けた「역시나」の形になると強調表現になります。
意味は「やっぱり」なので、「역시」と同じです。
韓国語「ヨクシ」のまとめ
今回は韓国語「ヨクシ」の意味と使い方をご紹介しました。
「ヨクシ」は「やっぱり」「さすが」という意味でとてもよく使う表現。
ぜひ覚えて使ってみてくださいね!