「ペペロ」とは?ポッキーそっくりの韓国お菓子とペペロデー特集!
「ポッキーとそっくり」という話題で毎年取り上げられるは韓国のお菓子「ペペロ」。
「ポッキーとペペロはどっちが先なの?」「ペペロの種類や味は?」など気になることが多いですよね。
韓国では「ペペロデー」なるものが存在するほど欠かせない存在。
そこで今回は、韓国のお菓子「ペペロ」について特集します!
韓国の「ペペロ」とは?
「ペペロ」は「韓国版ポッキー」と言われる韓国のお菓子です。
ペペロは韓国語で「빼빼로」と書きます。
日本のお菓子の「そっくり菓子」と言われるものの1つで、話題を集めました。
赤色のオリジナルは、箱の外観がポッキーとほぼ同じです。
中のお菓子もプリッツの部分にチョコをコーティングした形で、見た目では区別がつきませんね。
ポッキーは韓国で「포키」という名称で売られていますが、やはり「ペペロ」より認知度は低いようです。
以下はペペロの公式youtubeで、かわいいキャラクターが設定されています。
ペペロとポッキーはどっちが先?
ペペロはポッキーの模造品、つまりパクリだと言われることがありますがそれぞれの発売年度は以下です。
- ポッキー・・・1966年
- ペペロ・・・1983年
ペペロはポッキーの17年後に発売されているため、ポッキーの方が先祖と言えますね。
ロッテ側はペペロはポッキーの模造品ではないことを主張しています。
ただ、実は2015年にロッテ(ペペロ)がグリコ(ポッキー)の商品を真似したとして裁判を起こしています。
この時問題になったのが以下の商品。
ポッキーの高級ラインナップ「バトンドール」の箱のデザインをそっくり真似たとして訴訟を起こしたのです。
結局判決はグリコの主張が認められ、ペペロの高級版「プレミア ペペロ」は販売中止になりました。
発売中止になったのは「プレミア ペペロ」のみで、通常のペペロは韓国の人気お菓子として今もその地位を確立しています。
ペペロの味や種類は?実際に食べてみたレビュー
ペペロは発売当初のオリジナルに加え、現在では様々なラインナップを揃えており、その数11種類。
大きく分けて従来のコーティング型、周りにアーモンドやクッキーを付けたクランキー型、そしてトッポのように中にチョコが入ったパターンがあります。
ペペロのラインナップ | 種別 |
---|---|
オリジナル | コーティング型 |
ザ・スリム | |
チョコダブルディップ | |
クランキー | クランキー型 |
アーモンド | |
チョコクッキー | |
ホワイトクッキー | |
ストロベリークッキー | |
ヌードチョコ | トッポ型 |
ヌードクリームチーズ | |
チョコゼリー |
ポッキーも「極細」やクランキーシリーズがあるので、ほぼ同じですね。
今回は最もオーソドックスなペペロオリジナルをポッキーと比較してみました。
※あくまで個人のレビューになります。
項目 | ペペロ | ポッキー |
---|---|---|
グラム数 | 54g×1袋 | 36g×2袋 |
形 | 太くてやや短い | 細くて長い |
チョコのコーティング | やや粗い | きれい |
スティック | 風味がある | 歯ごたえがある |
やはりポッキーとペペロは似て非なるお菓子かなと個人的には感じました。
細かい部分にこだわりを持つ日本と、ある程度大雑把な性格の韓国。
やはり日本人としてはクウォリティにこだわる日本製品の方が美味しいと感じますね。
それぞれ自国の好みがあるので、良し悪しを付けるのは難しいなと思いました。
韓国のペペロデーとは?
日本で11月11日が「ポッキーの日」と言われているように、韓国では「ペペロデー(ペペロの日)」と言われています。
日付までパクられたような感じもしますが、実はペペロデーは日本のポッキーの日よりも先に作られました。
- ペペロデー・・・1994年にスタート
- ポッキー&プリッツの日・・・1999年にスタート
そのためか、韓国のペペロデーは日本よりも大きな盛り上がりを見せています。
ペペロデーが近づいてくると、スーパーやデパートの店頭にはペペロコーナーが設置されます。
ペペロデーには家族や恋人、友達同士でペペロを交換し合うという習慣があります。
また、ペペロを男女で両側から食べていく「ペペロゲーム」が行われることも。
日本でもポッキーを両側から食べていく、なんてゲームがよく行われますよね。
下手するとバレンタインデーよりも盛り上がりを見せるペペロデー。
11月11日に韓国に行く機会があったら、ぜひ雰囲気を味わってみてくださいね!
韓国のペペロまとめ
今回は韓国のそっくりお菓子「ペペロ」を特集してみました。
ペペロは韓国の若者にも人気のお菓子なので、機会があればぜひポッキーと比較してみてくださいね!