「ファイティン」は韓国語で「頑張れ」?意味と書き方・発音を解説!
韓国ドラマやバラエティ番組を見ていると、よく聞くのが「ファイティン」という言葉。
何となく、誰かを応援する時や気合いを入れる時の掛け声なんだろうなという感じはしますよね。
しかし、「ファイティンはハングルでどう書くの?」「ファイティンの正しい使い方は?」と意外と知らない人も多いです。
そこで今回は韓国語の「ファイティン」の書き方から発音、様々な使い方までを徹底的に解説します!
何となく「ファイティン」という言葉を使っていた人も、正しい使い方を知って自信をもって使えるようになってくださいね!
韓国語「ファイティン」のハングルはなぜ2つある?
TVで韓国人が「ファイティン」と言った時にテロップで出てくるのが「파이팅」または「화이팅」の文字。
「一体どっちがファイテインの正しいハングル表記なの?」と混乱しがちですが、実は「どちらも正しい」というのが答えです。
なぜ異なる2つの書き方があるのか?
それは「ファイティン」という言葉が英語の「Fighting」を韓国語にした言葉だからです。
一般的に英語の「F」の音は「ㅍ(p)」に置き換えられることが多く、「Family(패밀리)」や「Fan(팬)」などがあります。
「파이팅」と「화이팅」を略した「팟팅」や「홧팅」という言葉もあります。
それぞれの発音はカタカナをそのまま読めば基本的に通じます。
以下の音声を参考にしてみてください。
파이팅 | |
화이팅 |
では次に、「ファイティン」の意味と使い方を見ていきましょう。
韓国語「ファイティン」の意味は「頑張れ」?
韓国語の「ファイティン」の意味ですが、「頑張れ」や「頑張って」、または「頑張ろう」になります。
英語の「Fight」や「Fighting」は「戦え」という意味。
厳密に言うと少し異なるかもしれませんが、何かに取り組む人を応援するという意味では同じですね。
例えば、スポーツ観戦などに行った時に観客席から「ファイティン」と言う場合は「頑張れ」「頑張って」という応援の声です。
一方、チームの仲間同士で円陣を組みながら「ファイティン」と言うと「頑張ろう」という掛け声にもなります。
日本語で「ファイト〜」と言う時や「ファイト、オー」という時と同じ感覚と考えれば分かりやすいです。
その他の「頑張れ」の韓国語
「ファイティン」以外の「頑張れ」を意味する韓国語をご紹介します。
「力出して」の「힘내ヒムネ」
「力出して」という意味の「頑張れ」が「힘내」。
「力」という意味の「힘」と「出す」の「내」を組み合わせた言葉です。
「頑張ろう」という時は「힘내자」という言い方をします。
「頑張れ」の敬語表現
「ファイティン」や「힘내」はどちらもパンマルと呼ばれるタメ口表現です。
そのため、年上や目上の人に対してはもう少し丁寧な言い方があります。
どちらも敬語表現になるのですが、「파이팅하세요」と「힘내세요」と言います。
少しかしこまった表現をした方が良いと思った場合は、敬語表現を使ってくださいね。
「応援するよ」の「응원할게」
直接的な「頑張って」の表現とはちょっと異なりますが、「応援するよ」という言葉もあります。
それが「응원할게」。
「응원」は韓国語で「応援」、「할게」は「〜するよ」という意味の言葉です。
大変そうな思いをしている人に「頑張れ」というよりも「応援するよ」と寄り添ってあげるのも良いですね。
韓国語の「ファイティン」まとめ
今回は韓国語の「ファイティン」の書き方と意味、使い方をご紹介しました。
以下、お伝えしたポイントをまとめておきたいと思います。
- 「ファイティン」のハングルは「파이팅」と「화이팅」の2つ
- 「파이팅」と「화이팅」を略した「팟팅」「홧팅」もある
- 韓国語の「ファイティン」は「頑張れ」「頑張って」「頑張ろう」の意味
- その他の「頑張れ」の韓国語は「힘내(力出して)」「응원할게(応援するね)」など
- 目上の人へは敬語の「파이팅하세요」や「힘내세요」を使う